日本郵政グループ女子陸上部、新加入の2名に直撃インタビュー!

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2025年のクイーンズ駅伝(全日本実業団対抗女子駅伝競走大会)では、優勝までわずか7秒という接戦を繰り広げ、準優勝となった日本郵政グループ女子陸上部・POSTIES(ポスティーズ)。今年は王座奪還に向けて、チーム・個人ともさらなる強化に取り組んでいます。今年、新たな仲間として入部した米澤選手と吉田選手の2名に、自らの競技歴からチームへの印象、そして今年の抱負などを伺いました。

米澤 奈々香(よねざわ ななか)選手
静岡県出身。仙台育英高校を経て名城大学卒業。2025年の全日本大学女子駅伝は4区区間新記録で2位、富士山女子駅伝4区では区間賞を獲得。2026年入社、日本郵便株式会社勤務。

吉田 彩心(よしだ あやみ)選手
北海道出身。札幌創成高校卒業。5000m高校歴代4位、10000m高校歴代2位の記録を持つ。2026年入社、株式会社かんぽ生命保険勤務。
家族やチームに支えられ、歩んできた学生時代
――まず、お二人が陸上競技を始めたきっかけを教えてください。
米澤:小学校1年生のときに2人の兄が体力づくりのため陸上クラブに入った際、私も一緒に入ったのがきっかけです。
吉田:私はもともと走るのが好きで、地域のマラソン大会でも順位が良かったんです。そんな中、小学校5年生のときに友達から誘われて陸上クラブに入り、本格的に競技を始めました。

――学生時代を振り返ると、いかがでしたか?
米澤:大学1年生の新生活で、授業の取り組み方やレポートの出し方が分からなかったなかで、さらに怪我も重なってしまい苦しかったです。そのときは家族や友だちに支えられて乗り越えることができました。その時期の経験があったからこそ競技中の気持ちの安定にもつながっていると思っています。
吉田:私は高校2、3年生の二年間、陸上部で主将を務めさせていただきました。1年生のときの主将の先輩がかっこよくて憧れていましたが、いざ自分がその立場になると上手くできず......。特に2024年、全国高等学校駅伝競走大会の出場権を逃したのは本当に悔しかったです。でも3年生のときには出場できたことはうれしい経験でしたね。振り返れば、主将をやってよかったと感じています。
――いろいろな経験があったかと思いますが、これまで競技を続けてきた「原動力」は何ですか。
米澤:怪我や辛い練習など、陸上は本当に厳しい競技だと何度も痛感してきました。でも、家族や所属してきたチームの仲間や監督、スタッフなど周りの方々の応援がありました。こうした支えがなければ、続けてこられなかったと思います。
吉田:私は何より「走るのが楽しい」という気持ちが一番の原動力です。走っているときは自分を表現できているように思います。また、1歳年下の弟も同じ高校の陸上部に所属していて、記録を抜いたり抜かれたりと競い合ってきました。「弟に負けたくない」という気持ちもひとつのモチベーションでしたね。

「憧れのチーム」POSTIESでさらなる挑戦へ
――日本郵政グループ女子陸上部や日本郵政グループという企業に対してどのようなイメージを持っていましたか?
米澤:駅伝などで皆さんの走りを見ていて、いつもトップレベルの戦いを繰り広げている姿が、とてもかっこいいと思っていました。また、郵便局は全国にあるので、日本郵政グループはずっと身近な存在です。私は高校生のときから寮生活なのですが、実家からゆうパックで荷物が届いたり、地元の友人と手紙を送り合ったりと、心細いときに助けられたことがたくさんあります。ですから、その企業で働けることは私にとって誇りです。

吉田:いつも赤色のユニフォームで先頭を走っているイメージです。海外の大会でも選手が活躍していて、私にとって憧れのチームでした。また、北海道にいたときから郵便局は身近な存在で、生活に無くてはならないと感じています。私自身、選手としてもそのような必要不可欠な存在にならなければと思っています。
――入部を決めるまでの経緯や、特に惹かれた点があれば教えてください。
米澤:日本郵政グループ女子陸上部は、高校の同級生や後輩も先に入部していて親近感があり、ずっと応援していたチームです。ですから、自然と進路の選択肢には入っていました。昨年の見学でチームの雰囲気が良かったので、監督やスタッフの方々とお話しして、「このチームでなら頑張れそう」と感じました。

吉田:高校2年生のときに出場した東日本女子駅伝で、髙橋監督に声を掛けていただきました。その頃は、ちょうど陸上を続けたいけどこれからどうしよう、と進路に悩んでいたタイミングだったんです。ですが「すぐにでも世界の舞台で戦いたい」という気持ちが強かったので、実業団に入る決意をしました。
――実際に加入してみて、チームの雰囲気はいかがですか?
米澤:皆さんに色んなことを教えていただいていています。周囲の優しさに助けられているので、「走りで恩返ししなきゃ」と思っています。入部前に感じていた仲の良さや明るい雰囲気をより強く実感していて、このチームを選んでよかったなと思っています!
吉田:それぞれ取り組んでいるメニューは違っても、全員が同じ方向、一つの目標に向かって進んでいるように感じます。強いチームだからピリピリした空気なのかなと思っていましたが、もちろん練習は集中しているものの、食事のときなどは笑いが絶えなくて、とても明るいチームです。わからないことも親身に教えていただけて、このチームに入部できて本当によかったです。よくお話するのは土井選手で、朝ジョギングに誘っていただくこともあります。ちょうど今日、お互い髪を切った後で、似てるね!と笑い合いました(笑)。

初めての東京都での生活。寮生活で楽しいことは?
――東京都での寮生活が始まりましたが、いかがでしょうか。
米澤:お店がたくさんあって、便利で暮らしやすいです。競技場が近くにありますし、練習環境も整っています。寮では皆さん親身になって接してくださるので、入部して間もないですが、リラックスして過ごせています。
吉田:親元を離れての寮生活に最初は不安がありましたが、チームには頼れるお姉さんがたくさんいて心強いです。一番楽しいのは食事の時間。寮の食事は美味しいですし、競技以外の話もできるのでよいリフレッシュになっています。
また北海道の冬は雪が降って屋外での練習が難しく、4月前半にならないと競技場のトラックが解放されないのですが、東京都では一年中屋外での練習ができるので幸せです!
――練習や仕事以外の時間は、どう過ごされていますか?
米澤:アウトドアとインドア、両方とも好きなので、友達と出かけたり、部屋でアニメや漫画を見たりしています。最近は、まだ読んでいなかった名作と言われる漫画を友人に勧められて、今さらですが読み始めました!
吉田:好きなアイドルグループのSNSをチェックしたり、ライブ映像を観たりして過ごすことが多いです。明日も頑張ろうと思えます(笑)。

自己ベスト、駅伝、世界大会......目指す今後の目標
――最後に、今後の目標を教えてください。
米澤:まずは1つ1つの大会で悔いの残らないよう結果を出し、自己ベストを更新していきたいです。駅伝は選手層が厚いので出走メンバー争いも激しくなりますが、食い込んでいけるよう頑張ります。
トラックは今まで5000mまでしか走ったことがありませんが、今後は距離を伸ばして自分にとっての適正距離を確認していきたいです。チームメンバーとしての自覚と責任を持ち、皆さんに応援される選手になれるよう頑張っていきます。
吉田:今年はU20アジア選手権(香港)、U20世界選手権(アメリカ合衆国・オレゴン)などがあり、1年目でものんびりしていられません。まずはU20アジア選手権の5000mで優勝することを目標にしています。すべての大会に全力で挑み、クイーンズ駅伝でもチームの力になれるようしっかり活躍したいと思っています。
――ありがとうございます。髙橋監督からも、お二人の印象や読者へのメッセージをお願いします。

髙橋 昌彦(たかはし まさひこ)監督
2014年の創部以来、日本郵政グループ女子陸上部・POSTIESを率いる。創部11年で、実業団駅伝最高峰大会「クイーンズ駅伝」4度優勝。また、10年連続でクイーンズ8入り(8位入賞・翌年のシード権獲得)という記録も更新中。オリンピックをはじめとした国際大会の代表選手も数多く指導・輩出している。
いつも応援いただきありがとうございます。このたび米澤選手と吉田選手の2名がチームに仲間入りしました。学生時代から素晴らしい走りをしていた2名といっしょにシーズンを迎えることができ、とても頼もしく思います。2026年はチームとして世代交代の時期になりますが、2人には、その中心となって引っ張ってほしいと思いますし、十分にそれだけの力があると確信しています。
日本郵政グループ女子陸上部は、お客さまや社員の皆さま、そしてJP CASTをご覧いただいている皆さまに勇気と元気を与えるため、これからも活躍できるよう全力で取り組んでまいります。日本郵政グループ女子陸上部の今後に、ぜひご注目ください。

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