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安全運転なら誰にも負けない! 凄腕の郵便局社員たちが日本一を目指す「二輪車安全運転コンテスト全国大会」に密着!

事業 2026.6.11
安全運転なら誰にも負けない! 凄腕の郵便局社員たちが日本一を目指す「二輪車安全運転コンテスト全国大会」に密着!

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第9回「二輪車安全運転コンテスト全国大会」のダイジェスト動画はこちら

集配業務にあたっている郵便局社員の代表者たちが全国から集まり、二輪車の運転技術や安全運転に必要な知識などを競い合う「二輪車安全運転コンテスト全国大会」が、2026年2月に鈴鹿サーキット交通教育センター(三重県)で開催されました。

会場に足を運ぶと、そこには安全運転に真剣に向き合う郵便局社員たちの姿がありました――

「安全」の知識・技能を測る7種目

今回で第9回となる「二輪車安全運転コンテスト全国大会」には、全国から65名の社員が参加しました。

鈴鹿サーキット交通教育センターで、開会を待つ社員たち

社員たちは全7種目の競技に挑戦。各種目の審査結果を合算した総合得点で順位が決まります。

競技は大きく、筆記と実技の二つに分かれます。筆記は「道路交通法等に関する学科審査」と「随伴指導審査」の2種目。学科審査では、道路交通法や日本郵便の安全への取り組みに関する問題、全50問に挑みます。

学科審査の部屋に漂う、受験会場のような緊張感

随伴指導審査は、ほかの運転者の走行映像を確認し、不適切な運転行動を正しく認識して指導できるかを評価する種目です。

映像の随所に盛り込まれた動きを見逃さずに指導できるかがポイント

実技種目の一つである「日常点検技能審査」は、ブレーキの効き具合やタイヤの空気圧、ブレーキランプやウインカーが正しく作動するかなど、制限時間内に正しい手順で日常点検を行い、車両の不具合を正確に発見できるかが審査されます。キビキビとした無駄のない社員たちの動きと、熱気あるかけ声に圧倒されます。

車両に不具合がないか次々と点検を行う
「左後ろウインカー、よし!」「空気圧、少ない!」など、気迫のこもった声が会場に響く

実務さながらの市街地コースで安全を競う

休憩を挟んで、午後は屋外のコースを舞台に、「適正走行審査」と「日常訓練実技審査(制動・スラローム・一本橋)」といった4つの実技種目が行われます。

適正走行審査は、実際の公道をイメージした市街地コースで模擬配達を行い、交通ルールを遵守し、模範となる運転ができるかを審査する競技です。

適正走行審査のコース

コースの途中には、見通しの悪い交差点や歩行者のいる道路など、注意が必要なポイントが随所に設けられています。

審査前、実際に歩いてコースを確認
路上にある歩行者役の人形を意識しながら走行
発進時や交差点通過の際は、左右前方の安全確認が欠かせない
コース上に設置された複数のポストに投函しながら走行する

レースのようにスピードを競う競技ではありませんが、適正走行審査に臨む社員たちの熱量はプロのレーサーさながら。とはいえ、一時停止や安全確認といった一つひとつの動作にも余念がありません。仲間たちも、コースの外から固唾をのんで競技の様子を見守っています。

また、競技の様子を見ていると、路上にはこれほど多くの注意点があるのかと驚くと同時に、日本郵便が目指す「安全」基準の高さも強く実感させられます。

精密な操作が要求される、制動、スラローム、一本橋

適正走行審査が行われるコースの隣では、制動、スラローム、一本橋という3種の日常訓練実技審査が実施されています。

最初に挑むのは制動。指定速度(40km/h)から、安定した乗車姿勢を保ち、正確かつ安全なブレーキングで停止できるかを審査します。

測定器も用いて速度を厳密に測定

制動が終わると、続いてはスラローム。4.5m間隔で設置されたパイロン(三角コーン)の間を、接触やライン踏み越しをせずに通過できるかが審査のポイントです。

正確なハンドルワークと体重移動が不可欠

最後は一本橋。幅30cm・長さ12mという狭い台の上を、落輪せずに低速(基準タイム7秒以上)でバランスを保ちながら安定走行できるかを審査します。全国からハンドル操作の腕に覚えのある社員たちが集まっているだけに、落輪しないのは当然のこと。姿勢や操作の安定感を競う、レベルの高い走りが展開されました。

事故ゼロを目指して、「安全であることは当たり前」に

審査結果が出る前に、「二輪車安全運転コンテスト全国大会」を主催する日本郵便の藤田さんに、コンテストの狙いや、今後の展望についてお聞きしました。

藤田 圭亮(ふじた けいすけ)さん

日本郵便株式会社 安全推進部 主任

藤田 圭亮(ふじた けいすけ)さん

2019年、日本郵便株式会社に入社。2022年4月から現職。

――安全運転コンテストの開催目的や狙いについて教えてください。

藤田:私たちのミッションは、交通事故をなくすことです。そのために、社員一人ひとりの安全意識を高め、運転技術の向上を図る場として安全運転コンテストを開催しています。全国大会という目標があるからこそ、出場を目指す過程で社員が互いに切磋琢磨します。それ自体がスキルや知識、意識の底上げにもつながると考えています。今回で9回目の開催となりますが、年々、出場者たちのレベルも高まっています。

――安全運転コンテストの出場者にどのような役割を期待していますか。

藤田:自らの知識や技術に自信と誇りを持ち、率先して周囲に安全運転を呼びかけてほしいですね。また、安全運転コンテストに真剣に取り組む姿を見て、「自分も出場したい」と思う社員が増えてくれたらうれしいです。出場するには運転技術を磨く必要があり、その過程で自然と安全運転への意識も高まります。そうした積み重ねが事故の減少につながる。そんな好循環が生まれることを期待しています。

第9回二輪車安全運転コンテストの出場者と、運営スタッフの皆さん

――安全運転コンテストを通じて、日本郵便全体の安全意識を将来どうしていきたいですか。

藤田:「安全って当たり前だよね」という雰囲気を社内につくることが大事で、安全運転コンテストは、そうした意識を育て、広げていく大切な機会だと考えています。

「職場での安全意識の向上に努めたい」選手たちが抱く使命

表彰式の前に、オートバイのレーシングチーム「日本郵便 NTT docomo Business」の手島 雄介(てしま ゆうすけ)監督による講話が行われました。

「セーフティコントロール」の重要性、過信・焦りへの警戒、日々の点検習慣の大切さにつき熱弁をふるう手島さん

そして、いよいよ審査結果の発表! 個人部門は、1位 鈴木 正行(すずき まさゆき)さん・茂原郵便局(千葉県)、2位 島﨑 大洋(しまざき たいよう)さん・伊野郵便局(高知県)、3位 岡崎 大輔(おかざき だいすけ)さん・木更津郵便局(千葉県)、団体部門では1位 四国支社、2位 関東支社、3位 東京支社となりました。

表彰式の様子。受賞者の皆さんは賞状を手に感無量の表情
左から、個人部門で表彰を受けた島﨑さん、鈴木さん、岡崎さん

最後に、個人部門上位3名の方にコメントをいただきました。

岡崎:日ごろから配達中の安全確認や車両点検を徹底してきたことが評価につながったと感じています。お客さまの大切な思いを届ける仕事だからこそ、安全運転が何より重要です。今回の経験を職場で共有し、"正しい安全確認と点検"を広めていきたいです。

島﨑:仕事の合間や帰宅後に時間を作って練習と勉強を重ねるのは大変でしたが、その積み重ねが結果につながりました。これからも自らが模範となって正しい点検を徹底し、後輩にも積極的に声をかけて安全意識をさらに広げていきたいと思います。

鈴木:まさか自分が優勝するとは思っておらず、身が震えるほどうれしい気持ちです。未経験から入社し、9年かけて技術を学び、今回も初心に帰って知識・技能を徹底的に磨き直しました。職場に戻ってからも、自身の無事故はもちろん、周囲の模範となる行動と仲間への声かけを大切にし、全員が安全に帰れる職場づくりを心がけていきたいです。

適正走行審査に臨む鈴木さん

日々、安全への責任を胸に荷物を届ける郵便局の社員たち。出場者たちの姿からは、その一人ひとりが備えるべき高い安全意識と使命感が強く伝わってきました。会社全体の安全意識をけん引する安全運転コンテストの取り組みに、今後も目が離せません。

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