学校・家庭・地域をつなぐ。全国小学生ラジオ体操コンクールが「日本子育て支援大賞」を受賞!

子どもたちがラジオ体操を通じて楽しく体を動かし、仲間と支え合いながら"続ける力"と"元気に表現する力"を育む「全国小学生ラジオ体操コンクール(以下、コンクール)」。株式会社かんぽ生命保険が2014年から始めたこの取り組みが、一般社団法人 日本子育て支援協会主催の「第7回 日本子育て支援大賞2026」において、企業部門を初受賞しました。そこで、表彰式のレポートとともに、担当者に受賞の喜び、コンクールの内容や意義、今後に向けた思いを聞きました。
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子どもの成長や協調性を育む機会として評価され、初受賞

「日本子育て支援大賞」は、子育てママとパパ、さらにその祖父母が実際に"役立った価値"を評価するアワードです。対象となるのは、子育て世帯に関連する衣食住関連のグッズ、サービスや取り組み。「安心・安全」「便利、負荷の削減・低減」「子どもの成長」「親子のコミュニケーション」「快適性」の5つの評価項目で審査が行われます。
かんぽ生命は、「子育て世帯をはじめ、地域の皆さまにラジオ体操が"子育てに役に立つ"という理解を広げるとともに、ラジオ体操に親しんでいただける機会を増やしたい」との思いから、このアワードに初めてエントリー。そして企業部門で初受賞し、2026年7月、東京都内で表彰式が行われました。

コンクールの授賞に際し、審査委員からは次のコメントをいただきました。

協会理事長から表彰を受けた、かんぽ生命 執行役の花田 一成(はなだ いちせい)さんが、壇上で喜びの言葉を述べました。
「全国小学生ラジオ体操コンクールが、日本子育て支援大賞の企業部門を受賞したことを大変うれしく思っております。2028年に100周年を迎えるラジオ体操に続き、この取り組みも子どもたちの思い出の1ページとなり、地域、学校の皆さまの活力となるよう、末長く続けていきたいと思います」(花田さん)

動きに着目する「技術部門」、活動内容をみる「取組部門」
ここからはコンクールの推進を担うかんぽ生命 担当課長の中島さんにお話を聞きました。

株式会社かんぽ生命保険 コーポレートコミュニケーション部 担当課長
中島 あかね(なかじま あかね)さん
2010年入社。広島支店、新契約部、CX推進部、品質改善推進部、日本郵政株式会社での秘書部を経て、2026年より現職。趣味は国内旅行で、特に沖縄県できれいな海を見ることが好き。
――アワードの5つの評価項目のなかで、特に何が評価されたと考えていますか。
中島:「子どもの成長」だと思います。コンクール応募に向けた練習において子どもたち同士が声をかけ合うなど、心身を育む機会の創出が評価されたポイントだったと考えています。実は日本郵政グループとして第5回、第6回と連続して受賞していた※こともあり、少しプレッシャーもあったので、受賞の連絡を受けたときは社内で喜びを分かち合いました。
※第5回に日本郵便株式会社「お子さま向け郵便局の職業体験イベント みんなの郵便局」、第6回に日本郵政株式会社「MEKIMEKI Smile プロジェクト」をそれぞれ企業部門で受賞

――改めてコンクール開催の目的、経緯を教えてください。
中島:最大の目的は、小学生が元気にラジオ体操をする機会を増やし、心身の健康と体力の向上を支援することです。2014年から開始した取り組みで、累計では全国2,432校から5,265件の応募が寄せられています。
――審査はどのように行うのですか。
中島:ラジオ体操の動画を送っていただき審査します。応募部門は「技術部門」と「取組部門」の2種類あり、当社だけではなく、NPO法人 全国ラジオ体操連盟に所属されている指導者の方々といっしょに、1本1本丁寧に見て審査しています。
どちらの部門も、子どもたちがしっかりコミュニケーションをとって一つの作品を作り上げていることに感動します。例えば、各々の動きが"ぴしっ"とそろっている、活発に声を出している、年の離れた子どもたちが協力しているなど、誰もが真剣にラジオ体操と向き合っていて、審査をしているこちらが元気をもらいますし、こうした取り組みを導いていらっしゃる先生方も本当にすばらしいと思いますね。


――各部門の審査では、どんなところを重視しているのですか。
中島:技術部門では、動きの正確さや姿勢・リズム・協調性、チームの動きがしっかりそろっているか、大きく元気に動けているかなどを審査します。一方、取組部門では、ラジオ体操を地域や友だちとの交流に活かしている、活動を長く継続しているなど、取り組みそのものに注目します。例えば、上級生が下級生に教えるような学年を超えた交流が長期間続いている、地域のラジオ体操会などでご高齢の方に教わっている、といった内容です。技術部門と違って、体の動かし方などは問いません。
お手本となるものとして、YouTube「ラジオ体操チャンネル【かんぽ生命公式】」や、コンクール公式サイトに過去の受賞チームの動画や先生のコメントなどを載せたものが掲載されています。また、カメラとAIで動きを採点・判定してくれるラジオ体操アプリもあります。ぜひ参考にしていただければと思います。

コンクール参加の門戸を広げて子どもたちの挑戦を後押し
――コンクールに応募した学校の先生方などからはどのような声がありますか。
中島:「受賞したことによって児童の自己肯定感が高まった」「ラジオ体操で培った集中力や忍耐力、活性化した脳が、学力向上の効果ももたらした」「他者を認め、協調する意識が育まれた」といったありがたいお声をいただいています。子どもたちの心身が成長するきっかけとなっていたり、学校の先生方に有意義な活動であると感じてくださっているのはとてもうれしいです。

※画像は2025年度のもの
――参加人数や各学校で応募できるチーム数などの決まりはありますか。
中島:技術部門の1チーム当たりの上限は10人です。取組部門はチーム編成における人数制限はありません。また、1年生から6年生まで自由にチーム編成できます。1つの学校で1チームとして応募する、1つの学校のなかで1年生チーム、2年生チームというように複数チームで応募しても大丈夫です。
――2026年度から募集の枠が広がったということですが、内容を教えてください。
中島:小学校以外の団体でもラジオ体操に取り組んでいるという話をお聞きして、2026年度から取組部門については、小学校以外の団体からでも応募ができるようになりました。例えば、放課後児童クラブ、スポーツ少年団、自治会、子ども会、ラジオ体操会などからも応募が可能です。幅広いチームからのご応募を楽しみにお待ちしております!

――コンクールを通じて、子どもたちに何を身につけてほしいですか。
中島:練習や動画の制作の過程で、相手を思いやる、互いの意見を尊重する、役割分担や声かけを工夫するといった経験が積み上がり、チームの信頼感や一体感につながっていくのがコンクールの大きな長所です。健康づくりをきっかけにして仲間の輪を広げ、体操の技術に加え、心も育んでほしいと思っています。
ラジオ体操もコンクールも長く愛される存在に

――「ラジオ体操」は、社会においてどのような役割を担うものだと考えていますか。
中島:ラジオ体操は、音楽が流れれば誰でも参加できる"共通言語"であり、家庭・学校・職場・地域など、さまざまな場所で世代や立場を超えたつながりが生まれているのを実感してきました。例えば、小学校が地域のラジオ体操に参加してご高齢の方といっしょに体操することで子どもの社会性が育まれるでしょうし、ご高齢の方にとっては健康維持のきっかけにもなり、年代を問わない地域交流の場にもなると思います。

――2028年のラジオ体操誕生100周年という大きな節目に向け、進めている企画にはどういったものがありますか。
中島:「心とカラダを健やかに、地域の人と人をつなぐラジオ体操。」をコンセプトに、さまざまなイベントを準備中です。地域のラジオ体操会に参加されているご高齢の方とお話しすると、「50周年のときはこういうイベントがあったんだ」と教えていただいたり、「100周年も期待しているよ!」と激励してくださったりすることもあります。これからコンクールに応募いただく小学生が50年後に「100周年のときはこうだったね」と思ってくれたらうれしいですね。

――今後、コンクールをどのように成長・発展させていきたいですか。
中島:これまでと変わらず、子どもたちの健康づくりや、地域とのつながりを育むきっかけとして普及させていきたいと考えています。先生方や地域の指導者の皆さまがより参加しやすい仕組みにブラッシュアップし、長く愛されるコンクールに育てていきたいです。
――コンクールへの参加を考えている子どもや保護者、学校関係者の皆さんへ向けてメッセージをお願いします。
中島:本コンクールは、子どもたちが毎日を元気に過ごし、仲間と協力する楽しさを感じてもらうための活動です。「特別なことを新たに増やす」のではなく、「みんなでいつもと少し違う意識を持ってラジオ体操に取り組んでみる」ということを大切にしています。その延長線上に応募があると考えて、ご活用いただければと思います。ぜひこの機会に、全国小学生ラジオ体操コンクールにご参加ください!

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