ぽすくまの絵本が誕生! 担当者が語る、ぽすくまの魅力と可能性

ぽすくまの絵本が誕生! 担当者が語る、ぽすくまの魅力と可能性

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郵便局のキャラクター「ぽすくま」。森の郵便局で働いている、くまのぬいぐるみです。
日本郵便株式会社では、「ぽすくま」について、絵本企画を皮切りに、これまで以上に認知度と好感度を向上させ、ビジネスにも活用し、郵便局ブランドのさらなる魅力と価値の向上に取り組んでいます。
この度誕生したぽすくま絵本の制作担当者に、絵本に込めた想いやこれからのぽすくまの活動について伺いました。

大野 純一郎(おおの じゅんいちろう)さん

日本郵便株式会社 広報宣伝部 ぽすくま戦略室 課長

大野 純一郎(おおの じゅんいちろう)さん

2000年、当時の郵政省に入省。民営・分社化後は日本郵政株式会社で広報業務に従事。2025年より現職。

佐藤 佑哉(さとう ゆうや)さん

日本郵便株式会社 広報宣伝部 ぽすくま戦略室

佐藤 佑哉(さとう ゆうや)さん

2022年、日本郵便株式会社に入社。愛知県の郵便局や東海支社での勤務を経て、2024年8月より現職。

もっと、ぽすくまを知ってほしい! 郵便局で楽しめる絵本が誕生

――まず、ぽすくまとはどのようなキャラクターなのか教えてください。

大野:ぽすくまは、森の郵便局で働いているくまのぬいぐるみです。2012年にテディベアをテーマとした「秋のグリーティング切手」を制作する際、「"くまのぬいぐるみの郵便屋さん"というキャラクターがいてもいいのでは?」とデザインしたのが始まりです。

全国の郵便局に配備されている絵本『ぽすくまと郵便屋さん』

――そんなぽすくまの絵本が新しく登場したそうですね。概要を教えてください。

大野:年4回の定期発行を予定しており、第1号は、『ぽすくまと郵便屋さん』というタイトルです。5月30日(金)から全国の郵便局に配備するとともに、各種イベントでも配付します。ぜひ手に取って楽しんでいただきたいです。

佐藤:絵本・児童書の情報サイトでも電子版を公開していますので、この機会にぽすくまのことをもっと知ってほしいと思います。

ぽすくま絵本の電子版はこちら

※外部サイトに移動します。

――絵本を制作することになった背景を教えてください。

大野:各種キャラクターの認知度・好感度などの調査結果をみると、ぽすくまの好感度は高く、このポテンシャルを考えると、もっと知っていただくことで、さまざまな波及効果が期待できると考えました。現状は、郵便局内の掲示物や切手などでぽすくまを見たことはあっても、どういったキャラクターなのかは広く知られていないのかもしれません。そこで、まずはぽすくまのプロフィールや魅力を伝えていこうと思いました。そして、絵本にしたのは、ぽすくまの世界観にマッチしていると考えたからです。絵本は手にとって読むことができ、形として残るものなので、より親しみを持ってもらえるのではと考えました。

――絵本のストーリーはどのように決めましたか。

大野:ぽすくまの幼少期の話をベースに、郵便屋さんを目指すきっかけとなったエピソードを絵本にしました。絵は、ぽすくまをデザインした元切手デザイナーの中丸 ひとみ(なかまる ひとみ)さんに描いていただきました。
郵便屋さんとして働くぽすくまのお話ですので、大人の方に読んでいただいても、気づきがあるといいなと考えております。

――絵本の制作で大変だったことはありましたか。

佐藤:やはりストーリーですね。ぽすくまの何を知ってもらいたいのか、あるいは、何を求められているのか、検討を重ねました。

『ぽすくまと郵便屋さん』のひとコマ

――できあがった絵本については、社内からどのような反応がありましたか。

大野:好意的な声が多かったです。絵本の活用法などについても、多くのアイディアが寄せられ、社内でもぽすくまが好きな社員が多いなと感じました。

佐藤:絵本は郵便局で自由に手にできるので、お待ちの時間などにも楽しんでいただければうれしいです。

――郵便局では、どのような方に絵本を手にとっていただきたいですか。

佐藤:主にお子さまに読んでいただくことを想定していますが、お子さまに限らず、多くの方に読んでいただきたいです。
絵本をきっかけに、より一層ぽすくまたちを好きになってもらえたら最高です。

ぽすくまが活躍する場と機会を作り出す「ぽすくま戦略室」とは

――ぽすくま戦略室とはどのような部署なのでしょうか。

大野:大きな目標かもしれませんが、「ぽすくまを国民的キャラクターにする」ため、2024年10月に発足しました。とは言っても、ぽすくま戦略室だけでそれを達成できるわけではありませんので、関係部署などにも協力いただきながら、絵本企画以外にも、さまざまな取り組みを企画していきたいと思います。

――ぽすくま戦略室でのやりがいや醍醐味を教えてください。

佐藤:ぽすくまには、大きなポテンシャルがあると考えており、その活用方法には、さまざまなやり方があります。これだけやっていれば正解といったものがないなかで、いかにぽすくまに活躍してもらうかを考え、実際にアイディアを形にしていく工程に携われることにやりがいを感じます。

絵本の続編をはじめ、イベントの開催など楽しい企画が次々と!

――絵本の展開や活用方法など、これからに向けたアイディアがあればお聞かせください。

大野:まずは、絵本企画として、現在、郵便局でご覧いただける1冊目の『ぽすくまと郵便屋さん』に続き、これから3カ月ごとのペースで新しい絵本を発行していく予定です。

佐藤:ぽすくまをもっと知っていただきたいので、郵政博物館(東京都墨田区)で開催中の「ぽすくま原画展」(6月3日~15日)や「JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2025」(6月13日~15日)への出展を予定しています。

ぽすくまと、森の郵便局でぽすくまといっしょに働いているぽすみるく(写真右)

――ほかにもぽすくまに関する取り組みや進行中の企画などはありますか。

大野: 5月30日(金)から、ぽすくま初のブランドムック『ぽすくま ぬいぐるみキーホルダー&タオルハンカチBOOK』が発売されました。ぽすくまのぬいぐるみキーホルダーやワッペン付きのタオルハンカチがセットになっており、ぽすくまと仲間たちの紹介や中丸さんからのメッセージなども掲載され、充実した内容になっています。
さらに、これまで開催してきた、ぽすくまのコラボカフェは今後も継続していく予定です。

ブランドムック『ぽすくま ぬいぐるみキーホルダー&タオルハンカチBOOK(発行:株式会社宝島社)』

――楽しい企画が盛りだくさんですね! これから、ぽすくまをどんな存在にしていきたいですか。

佐藤:もちろん 、国民的なキャラクターに育てていきたいです。

――最後に、ぽすくまファンに向けてメッセージをお願いします。

大野:今回の絵本を皮切りに、これからぽすくまが活躍の場を広げていきますので、どうぞ楽しみにしていてください。

佐藤:お近くの郵便局へお立ち寄りの際には、ぜひ絵本を手にしてみてください。これからも楽しい企画を考えていきますので、ご期待ください。

■「ぽすくま原画展」
ぽすくまの原画およびグッズを展示するほか、来場者に絵本を配付します。
会期:6月3日(火)~6月15日(日)
会場:東京スカイツリータウン・ソラマチ9F 郵政博物館メッセージシアター

※6月7日(土)14時から中丸ひとみ氏のサイン会を予定しています

※来場には郵政博物館入館料(大人300円、小・中・高校生150円)がかかります

※郵政博物館の休館日(6月9日(月))はご来場いただけません


■「JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2025」
会場に「ぽすくま」のブースを出展するほか、ステージでは、ぽすくまと仲間たちが「ポッスー!ダンス」を披露します。
会期:6月13日(金)~6月15日(日)
会場:横浜赤レンガ倉庫イベント広場

■ブランドムック『ぽすくま ぬいぐるみキーホルダー&タオルハンカチBOOK(発行:株式会社宝島社)』
ぽすくまの魅力が満載のブランドムックが発売! ぽすくまぬいぐるみキーホルダーとタオルハンカチが付属アイテムです。
発売日:5月30日(金)販売価格:3,993円(税込)
販売場所:全国の書店、一部の郵便局(東京中央郵便局/大阪中央郵便局/ジ・アウトレット広島内郵便局/イオンモール高知内郵便局/イオンモール沖縄ライカム内郵便局)、郵便局のネットショップなど
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