全国に広がる"どんぐりの絆" @JP子どもの森づくり運動

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宮古市・山田町・大槌町の子どもたちが参加した植樹会の様子はこちら!

日本郵政グループとNPO法人子どもの森づくり推進ネットワークが取り組む「JP子どもの森づくり運動」。全国の保育園・幼稚園・こども園の園児の森づくり体験活動を支援する取り組みの一つとして、5月23日に岩手県・大槌町で行われた植樹会の様子をレポートします。

全国に広がる"どんぐりの絆"とは?

日本郵政グループでは、「JP子どもの森づくり運動」の一環で、2012年から東北の緑の復興支援として「東北復興グリーンウェイブ(※)」を展開しています。

これは、東日本大震災の被災地の子どもたちが拾ったどんぐりを、全国の保育園・幼稚園・こども園の子どもたちが育て、3年目に大きくなった苗木を再び被災地に送り、子どもたちが被災地の森に植えるという、郵便局ネットワークを利用した継続した森づくりを体験する取り組みです。

(※)グリーンウェイブとは、国連が定める「国際生物多様性の日」(5月22日)に、世界各地の青少年、子どもたちの手でそれぞれの学校や地域等で植樹等を行う活動のことで、この活動が地球上の東から西へ波のように広がっていく様子を、「緑の波(グリーンウェイブ)」と表現しています。

「どんぐり列車」が3つの地域の子どもたちをつなぐ

今回、植樹会が行われ、岩手県の大槌町、山田町、宮古市の3つの地域から5つのこども園と保育園が参加しました。3つの地域が合同で植樹会を行うのは、今回が初めてです。

大槌町、山田町、宮古市の三陸エリアの子どもたちをつなぐのは、このイベントのために走る三陸鉄道の特別臨時列車「どんぐり列車」。
三陸鉄道は、東日本大震災の影響で大きな被害を受けながらも、その後復活を果たした東北復興の象徴です。
子どもたちは、全国から送られてきた苗木と一緒に、「どんぐり列車」に乗って植樹会会場のある大槌町・吉里吉里(きりきり)駅へ。

三陸鉄道の特別臨時列車「どんぐり列車」に乗って子どもたちがやってきました

子どもたちに伝えたい、自然の大切さと全国の子どもたちとのつながり

今回の大槌町での植樹会を主催した、つつみこども園 園長 芳賀 カンナ(はが かんな)さん。芳賀さんは、全国の子どもたちがどんぐりでつながるというこの活動に共感したといいます。

つつみこども園 園長 芳賀 カンナさん

東北復興グリーンウェイブの活動には、地域の方も関心を抱いてくれていますし、子どもたちも園でどんぐりのことを話すようになりました。保護者の方々も参加してくださり、家庭で自然のことを話すきっかけになればと思っています」(芳賀さん)

今回は、つつみこども園の年長8人とその保護者が参加し、どんぐりの苗木を植えました。

「子どもたちには、たくさんの方が参加して苗木を育ててくれたという、全国の方への感謝の気持ちやつながりを感じてほしいです」(芳賀さん)

共催者のNPO法人子どもの森づくり推進ネットワーク 代表理事 塚原 茂(つかはら しげる)さんは、2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けた、東北地方の子どもたちにとって心のよりどころになるようなことができないかと考え、この活動に取り組んでいます。

NPO法人子どもの森づくり推進ネットワーク 代表理事 塚原 茂さん

「参加する地域や子どもたちも年々増え、今では全国各地の約6,000人の子どもたちが参加しています。今日子どもたちが植えてくれた苗木は、大きく育った後には大槌町の『鎮魂の森』に植えられる予定です。この森を大切にすることで、全国の子どもたちがつながっているということや、環境に対する取り組みなどを知っていただければうれしいです」(塚原さん)

いよいよ植樹会がスタート!

会場のある吉里吉里駅に「どんぐり列車」が着くと、つつみこども園(大槌町)の子どもたちが、元気にお出迎えしてくれました。

元気よく「どんぐり列車」から降りてくる子どもたち
どんぐりの苗木を大切に運ぶ子どもたち

駅から歩いて会場に向かう途中には、吉里吉里郵便局が。

吉里吉里郵便局を通り会場へ

子どもたちが会場に到着し、いよいよ開会式がスタート。「みなさんと一緒に大きくなるどんぐりの木を見ながら、沿岸地域が豊かに、そしてみんなが楽しくつながるように、今日はよろしくお願いします」という呼びかけに、子どもたちは元気な声で答えます。

開会式でスピーチをする吉里吉里郵便局 局長 中村 和也さん。子どもたちへ応援メッセージを贈りました
画像の代替テキスト

 真剣な表情で植え付けに取り組む子どもたち

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 子どもたちの背丈を超える大きな苗木にも積極的に挑んでいきます

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 大きくなーれ!と苗木に水をやります

「楽しかった人〜?」と声をかけると、元気よく「はーい!」と答えてくれました。

震災を経験された保護者の方に植樹会に参加した感想を聞くと、「震災を忘れないという想いも大切ですし、全国の皆さんが何年経っても被災地のことを思ってくれているんだなと実感しました。子どもたちにもその想いを感じてほしいです」と話してくれました。

吉里吉里駅に帰りの「どんぐり列車」が到着。
列車に乗り込む子どもたちを、つつみこども園の子どもたちが見送ります。子どもたちは、電車が見えなくなるまで手を振り、植樹会は無事に終了しました。

お客さまにとって身近な存在として、一緒に地域を盛り上げていきたい

「東北復興グリーンウェイブ」の活動に特別協賛をし続けている日本郵政グループ。
2021年に引き続き、今回の植樹会に地元の郵便局として参加した吉里吉里郵便局 局長 中村 和也(なかむら かずや)さんに、活動に対する想いを聞きました。

吉里吉里郵便局 局長 中村 和也さん

植樹会が地域の活性化につながり、地域を元気づけていると感じます。そんな活動に参加させていただけることがうれしいですし、郵便局として喜ばしいことだと思っています。
いつも、お客さまにとって身近な存在でありたいですし、地域密着型の郵便局として一緒になってこの地域をもり立てていきたいです
」(中村さん)

お客さまにとって身近な存在であるために、日本郵政グループは、今後も東北復興グリーンウェイブなどの活動を通じて、東北の復興、子どもたちの自然体験をサポートしていきます。

※撮影時のみマスクを外しています。

JP子どもの森づくり運動についての記事は こちら

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