「生きるチカラ」を育む
子どもたちの未来のために日本郵政グループが森づくり体験活動を提供

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日本郵政グループが2008年から提供しているJP子どもの森づくり運動とは

日本郵政グループは、2008年から、NPO法人子どもの森づくり推進ネットワークが取り組む、森づくり体験プログラム「JP子どもの森づくり運動」を通じて、全国の保育園・幼稚園・こども園の園児に自然環境体験活動を提供しています。
どんぐりを拾い、苗木に育て、森に植えるという継続した森づくりの体験プログラムです。

また、2012年からはこの活動の一環として、東北の緑の復興への願いを込めて、「東北復興グリーンウェイブ(※)」を展開しています。

東北復興グリーンウェイブは、東日本大震災の被災地の園児が拾ったどんぐりを、全国の園児が育て、大きくなった苗木を再び被災地に送り、園児が植えるという活動です。郵便局のネットワークを利用して、どんぐりの苗木を送り合うことで、全国の園児をつないでいます。

この活動に参加している全国の園児は、毎年、延べ6,000人。
日本郵政グループは、この活動を通じて、次世代を担う子どもたちの育成に取り組んでいます。

(※)グリーンウェイブとは、国連が定める「国際生物多様性の日」(5月22日)に、世界各地の青少年、子どもたちの手でそれぞれの学校や地域等で植樹等を行う活動のことで、この活動が地球上の東から西へ波のように広がっていく様子を、「緑の波(グリーンウェイブ)」と表現しています。

子どもたちの生きるチカラを育みたい

<NPO法人子どもの森づくり推進ネットワーク 代表理事 塚原 茂(つかはらしげる)さん>
「JP子どもの森づくり運動」は、子ども本来の「生きるチカラ」と「環境の心」を育んでもらうことを目指す活動です。
子どもたちは「どんぐり」を通じて豊かな感性と健全な環境意識を育んでいます。
地域での活動では、子どもたちが拾ったどんぐりを苗木に育てるため、「大きくな~れ」と声をかけながら、水やりなどの世話をし、園庭や近くの公園などに植樹して自身の成長とともに見守っています。
「東北復興グリーンウェイブ」の活動では、東北で拾ったどんぐりを全国の子どもたちが丹精込めて育て、また東北の植樹地に緑と心の復興支援の「絆」となって帰ります。
毎年、子どもたちは、思いが込められた苗木を載せた「郵便局の集配車」を明るく元気な声とともに見送っています。
岩手県宮古市、山田町、大槌町と福島県伊達市に植樹され、「絆」となるどんぐりの苗木はすくすくと育っています。
参加園は137園(2022年4月現在)で、これからも子どもたちの未来に向け、この活動を続けてまいります。

次世代を担う子どもたちのために私たちができること

日本郵政株式会社 広報部 主任

藤井 栄人(ふじい ひでと)さん

2014年、日本郵便株式会社に入社。
2020年から日本郵政株式会社広報部でJP子どもの森づくり運動の担当を務める。

「JP子どもの森づくり運動」を通じて、子どもたちに自然と触れ合う体験を提供できることは、非常に価値のあることだと思っています。森林の減少やデジタル機器の普及により、現代では、子どもたちが日常的に自然に接する機会が減っています。子どもたちがぐんぐん成長する幼児期に、日本郵政グループとして、その思い出や記憶に残る体験にかかわり、未来を担う子どもたちのたくましく、健やかな成長に貢献できればと思います。いつか、子どもたちが植えたどんぐりが大きな森になったころ、大人になった子どもたちとその森で再会できたら、とても素敵だと思います。

ぜひ、本活動を紹介した動画もご覧ください。

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※撮影時のみマスクを外しています。
※社員の所属・役職は、2022年3月31日時点の情報です。

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