きっかけは「ふみの日」! 手紙の魅力を体感できるイベントが全国のイオンモールで開催!

きっかけは「ふみの日」! 手紙の魅力を体感できるイベントが全国のイオンモールで開催!

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1979年、郵政省(当時)は「ふみ」の語呂合わせにちなんで毎月23日を「ふみの日」と定め、気軽に手紙に親しんでいただけるようさまざまな取り組みを行ってきました。今回は、全国各地のイオンモールにて開催している「ふみの日イベント」をご紹介。2025年7月に関東圏のイオンモールで行われた様子をレポートします。

思い思いの手紙をつくろう! 「手紙作成ワークショップ」

10時の開店と同時に、「ふみの日イベント」がスタート。親子連れを中心に多くのお客さまが会場を訪れ、にぎわいを見せています。さっそく、イベントの様子を見てみましょう。

「手紙作成ワークショップ」では、その名のとおり手紙づくりが体験できます。郵便局のキャラクター「ぽすくま」のイラストが描かれた3種類のはがきから好きなものを選び、色鉛筆、シール、マスキングテープなど、さまざまなアイテムを自由に活用しながら、自分だけの手紙をつくっていきます。

手紙に向き合う子どもたちの表情は、みんな真剣そのもの。塗り絵に夢中になるお子さんや、シールやマスキングテープで飾りつけするお子さんなど、それぞれの個性が光っていました。

また、親子で手紙づくりをする家族の姿も多く見られました。お子さんといっしょに試行錯誤しながら、手紙づくりを楽しんでいました。

子どもたちに、完成した手紙のこだわりをちょっとだけ教えてもらいました。

きょうだいで参加してくれたお子さんは、マスキングテープを丁寧に貼って、塗り絵も鮮やかに仕上げました。

ぽすみるくファンの女の子は、塗り絵をぽすみるくカラーできれいに彩色。配達をするぽすくまたちに感謝の言葉を綴ったそうです。

書いた手紙はポストに投函! ぽすくま、ぽすみるくとの楽しい交流も

ワークショップでつくった手紙には住所を書き、切手を貼って、会場に設置された特別なポストに投函することができます。

イベント用の特別な郵便ポストに投函できる

お友だち同士で手紙を交換した経験はあっても、実際に切手を貼って郵便として出すのは初めて、という子どもたちも多く、ワクワクしながらポストに手紙を投函する姿がとても印象的でした。

「手紙作成ワークショップ」の体験者には、ぽすくまグッズをプレゼント。ステッカーやクリアファイル、バルーン、そしてカプセルトイなど、プレゼント(※)を手にして皆さん大喜びでした。

※プレゼントの内容はイベントにより異なります。

ワークショップのほかに、ぽすくまやぽすみるくと触れ合ったり、いっしょに記念撮影をしたりできるグリーティングイベントも行われました。さらに、ぽすくま、ぽすみるくによる「ぽすくまポッスー!ダンス」の披露もあり、会場は大いに盛り上がりました。

ぽすみるくも登場し、みんなで記念撮影。「ぽすくまポッスー!ダンス」も踊ります!

親子で手紙づくりの楽しさに触れ、手紙のよさを再認識する時間に

ワークショップを体験された皆さんに感想を聞いてみました。

●絵を描くのが好きで参加した3きょうだい

10歳・7歳・3歳の3きょうだい。お母さんは「普段は子どもたちもスマホで文字を打つことが多く、手書きで手紙を書く機会が少ないので、よい経験になったと思います」と話してくれました。絵を描くのが好きな10歳のお姉さんは、「影をつけて立体感を出すのを頑張りました。また手紙を書いてみたいです!」と意欲的な様子でした。

●親子3世代で参加されたご家族

3歳半と2歳のお子さんを含む、親子3世代で参加してくれたご家族。普段は、お母さんが書いた手紙を子どもたちがポストに投函することはあるものの、子どもたち自身が手紙を書くのは今回が初めての経験だったとのこと。2人とも楽しそうに取り組み、「シールを貼るのが楽しかった!」「塗り絵を頑張った!」と元気に感想を話してくれました。

●親子でいっしょに手紙を書いたお母さんとお子さん

たまたま近くを通りかかり、親子で参加したというお母さんと5歳のお子さん。お子さんは普段から手紙を書くのが好きで、お友だちによく渡しているそうです。一方で、お母さんは「昔に比べて手紙を書く機会が減ってしまっていたので、とても新鮮で楽しかったです」と感想を話してくれました。

●なかなか会えないお姉さんに感謝の手紙を書いた男性

「最近はめっきり手紙を書く機会がなくなってしまって......ちょうどいい機会だと思って参加しました」と話してくれた男性。「メールに慣れてしまって字を書くのも大変ですけど、やっぱりメールだと味気ないというか。手紙は形として残るのがいいですよね」と、あらためて手紙のよさを実感されている様子でした。この日書いた手紙は、普段なかなか会えないお姉さんに感謝の気持ちを込めて送るそうです。

●手紙や切手が好きで参加された女性

昔から手紙を書いたり、切手を集めたりするのが好きだという女性。最近は手紙を書く人が減り、せっかく集めた切手も使う機会が少なく寂しいそうです。それでも新しい切手が出ると、つい買ってしまうのだとか。「手紙って書くのも楽しいし、届くのを待つワクワク感もいいですよね。今日は童心に返って、かわいいシールをたくさん貼りました」と話してくれました。

手書きの文字で想いを伝えることの"温かみ"が伝わるイベントに

最後に、ふみの日イベントに携わる日本郵便の郵便・物流事業統括部の江口さんと、関東支社の鈴木さんにお話を伺いました。

江口 直希(えぐち なおき)さん

日本郵便株式会社 郵便・物流事業統括部 主任

江口 直希(えぐち なおき)さん

江口:ふみの日イベントは手紙を書くきっかけをつくり手紙の魅力を伝えること、手紙文化を次の世代に継承することを目的に、全国のイオンモールで開催しています。私は全国のイベントの管理や開催に向けたイベントのサポートを行っています。

このイベントの魅力は、"手紙を書く時間そのもの"にあると思います。普段あまり手紙を書く機会のない方でも、買い物ついでに立ち寄れるイオンモールでの開催だからこそ、気軽に参加されています。SNSなどで簡単にコミュニケーションが取れる時代だからこそ、イベントを通じて、"手紙に想いを込める時間"の価値を、もっと多くの方に感じていただけたらうれしいですね。

鈴木 悠香(すずき ゆか)さん

日本郵便株式会社 関東支社 郵便・物流営業部 主任

鈴木 悠香(すずき ゆか)さん

鈴木:今回のふみの日イベントは常に満席の大盛況で、1日で222通の手紙を投函いただきました。子どもたちが一所懸命手紙を書き、それを親御さんが褒めている姿や、子どもたちの笑顔を見るたびに、大きなやりがいを感じます。

ふみの日イベントでは親子連れはもちろん、カップルや年配のご夫婦まで、幅広い世代の方々が参加してくださっています。このイベントが皆さんの「手紙を書いてみよう」というきっかけになっていると感じます。

今後もこのイベントを通じて、手書きの文字で想いを伝える手紙のよさをあらためて知ってもらい、手紙を出す機会が増えればいいなと思います。

ふみの日イベントにかかわったスタッフ(関東支社 郵便・物流営業部)の皆さん(右から2番目が鈴木さん)

今後のふみの日イベントは、以下の日程で開催します。手紙が好きな方も、手紙に最近触れていない方も、手紙を書いたことがない方も、ぜひ気軽に足を運んでみてください。

今後のスケジュールはこちら

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