社員の素顔に迫る! これが私のマイルールVol.5 走り続けることで見えた景色と、社員同士をつなぐ使命感

社員の素顔に迫る! これが私のマイルールVol.5 走り続けることで見えた景色と、社員同士をつなぐ使命感

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全国各地で活躍している日本郵政グループの社員は、それぞれが、その人ならではのこだわりや信念を胸に、日々の業務に向き合っています。そんな、社員の「マイルール」を紹介する企画です。

今回、お話を聞いたのは、日本郵政株式会社 スポーツ&コミュニケーション部で働く風戸さん。スポーツを通じたコミュニケーションで組織を活性化させる風戸さんのマイルールに迫ります。

風戸 啓希(かざと ひろき)さん

日本郵政株式会社 スポーツ&コミュニケーション部 主任

風戸 啓希(かざと ひろき)さん

2023年、日本郵政株式会社に入社し、同年発足したスポーツ&コミュニケーション部に配属。中学から陸上競技を本格的に始めて1500m走に打ち込み続け、東日本実業団陸上競技選手権大会では7位入賞の実力を持つ。

マイルール1 感謝の気持ちを忘れず、感動を共有する

――入社のきっかけを教えてください。

風戸:実は私、以前は別の実業団チームに所属していたんです。そこで選手として活動しているなかで、日本郵政グループ女子陸上部の髙橋 昌彦(たかはし まさひこ)監督と接点が生まれ、最初は廣中 璃梨佳(ひろなか りりか)選手の練習パートナーとして声をかけてもらったことがきっかけでした。その後、社内にスポーツ&コミュニケーション部が発足することが決まり、これまでのスポーツにおけるさまざまな経験を生かしてほしいと、立ち上げメンバーとして着任しました。

――スポーツ&コミュニケーション部は、どのような目的で設置された部署ですか。

風戸:最大のミッションは「スポーツのチカラでニッポンをゲンキに!」です。具体的には、日本郵政グループ女子陸上部の運営強化、スポーツを通じた地域貢献、「カラダうごかせ!ニッポン!(※)」プロジェクトの推進、日本郵政グループで働く社員同士のコミュニケーションの活性化。主にこれら4つに取り組んでいます。

カラダうごかせ!ニッポン!/日本郵政

――普段はどのような業務に携わっていますか。

風戸:入社から2年ほどは地域貢献の業務に就いていました。日本郵政グループでは、主に中学校の部活動での指導者不足の解消を目指し、スポーツが得意な社員を中学校の部活動の指導者やアシスタントとして募集する取り組みを進めていますが、その仕組みづくりを担当していました。今春からは日本郵政グループ女子陸上部の事務局業務を担当しています。

"体操のお兄さん"として「MEKIMEKI体操〜カラダうごかせ!ニッポン!〜」の普及にも努めている

――業務において、大切にしていることは何でしょうか。

風戸:スポーツにかかわる仕事ができることに対して、感謝の気持ちを忘れないようにしています。スポーツを通じて、人々が笑顔になったり、感動したりする瞬間にかかわれるのは大きなやりがいです。心が震えるような感動をたくさんの方々と共有できるのは、本当に幸せなことです。

マイルール2 相手の話にしっかり耳を傾ける

――日本郵政グループ女子陸上部の事務局では、どのような業務をされていますか。

風戸:広報業務が中心です。選手が出場する大会について周知を行ったり、大会終了後にはSNSやWebサイトなどに結果をアップしたりして、選手の活躍をより多くの方々に届けられるように活動しています。ぜひ、SNSのフォローをお願いします(笑)。また、定期的にチームの練習拠点にも足を運び、選手はもちろん、監督やコーチとコミュニケーションを取っています。ときには練習で選手のペースメーカーを務めることもあります。

大会結果のほか、さまざまな活動情報を発信している

――選手と接するうえで心がけていることはありますか。

風戸:選手の話をしっかり傾聴することです。私自身、選手として現役で活動しているので、同じ目線で話を聞き、選手たちの気持ちに寄りそうように心がけています。

――では、日本郵政グループ女子陸上部の事務局としての今後の目標をお聞かせください。

風戸:これからも日本一のチームを全身全霊でサポートしていきたいと思っています。SNSなどの広報活動はもちろん、選手たちが現役中も引退後も、走ることを通じて、社員の皆さんや地域の方々を元気にし、より多くの方々から愛されるチームになるような支援も行っていきたいです。

マイルール3 無理をせず、やり続けることを大切に

――有志の活動として「JPランニング教室」を主催されていると伺いました。

風戸:入社して間もない2023年6月からスタートした、社内向けの教室です。ランニングという自分の得意分野を活かして社員の皆さんを元気づけ、グループ会社の垣根を越えて交流できる機会をつくりたいという想いから始めました。

――どれくらいの頻度で活動されていますか。

風戸:毎月2回、皇居周辺で開催しています。仕事終わりに集合して、準備運動を行ってから皇居周辺をランニングします。とはいっても、ペースは各自の自由です。皇居まわりを3~4周走る方もいますし、おしゃべりしながら歩く方も。希望する人には走り方やペース配分のアドバイスを行っています。

ランニングの前に、体をほぐす準備体操。毎回異なる体操になるようメニューを工夫している

――参加者にはどんな方が多いですか。

風戸:いい意味で偏りがないです。日本郵政グループ各社から、年齢層も新卒から60代の方まで幅広く、なかにはお子さん連れの方もいます。

毎回、参加者全員で集合写真を撮影。年齢も職場も異なる人たちがスポーツで一つになる

――JPランニング教室は2025年6月で50回目の開催を迎えたそうですが、ここまで長く継続している理由は何だと考えますか。

風戸:自由なスタイルだからこそ、自分自身も、参加する人も続けやすいのだと思います。今後は、100回開催を目指したいですし、永遠に続けたいです(笑)。参加者たちが、この教室以外でも走ることを通じて人の輪をどんどん広げていってほしいですね。

――参加者からの声で印象に残っていることはありますか。

風戸:「教室が体を動かすきっかけになり、日常で体を使うことがラクになった」という言葉をもらうことがあって、続けてきてよかったと感じました。私はこれまで「走る」ことを続けてきたからこそ、いろいろな人との出会いがあり、仕事にも活かすことができていると感じます。

――仕事の面でも「続ける」を意識することはありますか。

風戸:あります。ハードルを高く設定しすぎず、日々手の届く目標を設定し、無理をせずに続けるようにしています。陸上競技の世界では、 よく"走った距離は裏切らない"と言いますが、結果が出るまでやり続けた人にしか見えない景色があります。仕事でもプライベートでも、続けた先に見える景色を楽しみに、一日一日を大切に過ごしていきます。

マイルール

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