成長のステージへの招待!日本郵政グループ インターンシップ開催の舞台裏

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日本郵政グループでは、4月より2025年卒採用向けインターンシップのエントリー受付を開始。学生の皆さんにとって知見を広げる絶好の機会となるよう、"成長"をテーマに、昨年度よりもアップデートしたプログラムが用意されています。
今回は、インターンシップの企画・運営に携わるグループ各社の採用担当者に、インターンシップ実施へ向けた想いなどを伺いました。

西澤 恵理(にしざわ えり)さん

日本郵政株式会社 人事部 採用担当

西澤 恵理(にしざわ えり)さん

2016年、日本郵政株式会社に入社。日本郵政グループ女子陸上部の選手として5年間活躍。引退後は人事部に配属となり、2022年6月より現職。

谷口 遥香(たにぐち はるか)さん

株式会社ゆうちょ銀行 人事部 人材開発室 採用担当 主任 ※

谷口 遥香(たにぐち はるか)さん

2019年、株式会社ゆうちょ銀行に入社。ゆうちょ銀行岡山店での勤務などを経て、2022年4月より現職。

※取材時(2023年7月)の所属を記載しています。

今野 ほの香(こんの ほのか)さん

株式会社かんぽ生命保険 人事部 採用担当

今野 ほの香(こんの ほのか)さん

2020年、株式会社かんぽ生命保険に入社。かんぽ生命三島支店での勤務を経て、2023年4月より現職。

インターンシップのプログラムは"三社三様"

――日本郵政グループのインターンシップの特徴はありますか。

西澤:日本郵政グループの最大の強みは、全国24,000局の郵便局ネットワークです。どのインターンシップに参加しても、この強みを通じた各事業の広がりやさらなる可能性を体感できる、というのが私たち日本郵政グループのインターンシップならではの特徴です。

谷口:日本郵政グループは、全国に郵便局ネットワークを有するグループでありながら、郵便、銀行、保険、さらには不動産投資など幅広い事業を行っています。だからこそ、さまざまな業界を志望している学生の皆さんと出会えることが大きな特徴だと思います。多様な学生との交流を通じ、さまざまな考えに触れながらインターンシップを体験できることは、とても魅力的です。

今野:グループ各社の事業内容は郵便、銀行、保険と違うのですが、お二人の話にもありましたように、全国の郵便局ネットワークが最大のリソースであることは共通しています。日本郵政グループは、グループ中期経営計画で、この郵便局ネットワークを基盤に、お客さまと地域を支える「共創プラットフォーム」の構築を目指しているのですが、インターンシップでは、その「共創プラットフォーム」を目指すなかで、グループ各社がそれぞれどのような役割を担っているのかを、実際に企画業務などを経験することを通して学ぶことができます。それが、大きな特徴だと考えています。

「日本郵政グループのインターンシップでは各事業の可能性や広がりを実感してほしい」と西澤さん

―― 各社それぞれのプログラムのポイントを教えてください。

西澤:現在、日本郵政と日本郵便の総合職は合同採用を行っています。日本郵政のインターンシップでは、昨年度特に満足度が高かった職場体験を、今年はさらに配属部署数を増やして実施しています。2社の実際の職場で、社員とともに総合職ならではの企画の仕事を体験してもらうことで、「郵便局は知っているけど、総合職ってどんな仕事をしているんだろう」と疑問に思っている方も、実際に働くイメージを具体的に持つことができると期待しています。

谷口:ゆうちょ銀行の総合職は、若手のうちから、商品やサービスの企画をはじめ、会社の仕組みを作りあげる仕事にも携わることができます。そんなゆうちょ銀行の特徴を肌で感じてもらえるよう、実際の業務にとても近いワークに取り組んでもらい、業務のリアルな面白さや難しさを体験していただきます。

今野:かんぽ生命では、職種ごとにプログラムを用意していて、各業務に関するグループワークを実施するほか、すべてのインターンシップにおいて、弊社の社員から参加者一人ひとりに対してフィードバックを行います。総合職向けのインターンシップでは、最終日に経営層の前でのプレゼンテーションも用意しています。

「ゆうちょ銀行の総合職は、企画業務が主となります」と語る谷口さん

―― インターンシップに参加するメリットとは何でしょうか。

西澤:各部署で活躍する先輩社員と接することで、入社した後の働く姿を具体的にイメージできることだと思います。日本郵政グループには多種多様な事業があり、働き方や描くキャリアもさまざまです。さらに、インターンシップは自己成長できる場でもあります。同じ志を持つ参加者とグループワークを行い社員からのフィードバックを受けることで、論理的思考力やプレゼン力を磨き、自分自身の長所や短所にも目を向ける機会になると感じます。

谷口:ホームページやSNSなどで、さまざまな企業情報が公開されていますが、社員とともにワークに取り組むことを通して、会社や社員の実際の雰囲気を肌で感じることができるのが、インターンシップの最大のメリットだと思います。さらに、参加者同士のかかわりも非常に良い刺激を受けると思いますし、大切なご縁にもなると感じます。社会人としてはもちろん、"人間力"という意味でも成長を実感いただける企画をご用意していますので、そのような点でもメリットを感じていただけると考えています。

今野:参加者は、社員といっしょに過ごすなかで、アドバイスとともに、ときには厳しい指摘を受けることもあるかもしれません。そのような経験を経て、インターンシップが終わるころには「自分は本当にこの会社で働きたいのか」という疑問に対して、一つの答えを出せるようになるのではないかと思っています。単に会社にお越しいただくだけでなく、自分の将来をイメージするうえで社風や社員の雰囲気をリアルに実感していただく、それがメリットだと考えています。

今野さんは「インターンシップのメリットは、会社のリアルな雰囲気が感じられること」と話す

担当者が語る、採用に携わる醍醐味(だいごみ)とは

――ご自身のかつての経験として、実際に日本郵政グループの社員と接する前と後で印象は変わりましたか。

西澤:入社前はお堅いイメージがあったのですが、女子陸上部の選手として入社し、全国各地の大会に出場した際に、グループ社員みんなが温かく応援してくれる姿を見て、イメージはとても変わりましたね。全国どこへ行っても、日本郵政グループの仲間がいて心強く感じました。

谷口:学生のときは、歴史が長い会社であり、もともとは国営ということもあって、私も堅い会社なのかなと思っていました。でも、就職活動をするなかで、採用イベントを通じ実際に社員の方とお話をしてみると、若手の社員が活躍していて活気があるイメージを持つようになりました。実際に入社してみても、採用担当になって1年目の最初から選考全体を取り仕切ったり、数カ月後には最終面接にも携わったりと、本当に若手に活躍の場を与えてくれる会社なんだと実感しています。

今野:私も就職活動をする前は堅い印象を持っていました(笑)。でも、説明会やインターンシップに参加してみると、思っていた印象と違って、新しいことにどんどんチャレンジしていて、若手の社員のアイディアを取り入れたり、若手中心のプロジェクトもあったりと、若手がチャレンジできる会社なんだなと思うようになりました。

――採用担当に配属となり、初めてインターンシップの企画を担当することになった際は、どのように思いましたか。

西澤:私の場合、最初は選手として入社したので、自分自身はインターンシップに参加したことがなく、とても不安でした。でも、せっかく学生の皆さんが会社に来てくれるのだから、社員と直接話す機会をしっかり設け、学生の皆さんが、自分の目で見て、会社の雰囲気などを肌で感じ、将来自分が働く姿を具体的にイメージしてもらえるようなプログラムにしようと思いました。

谷口:インターンシップに企画から携わるのは今年が初めてなのですが、自分が学生のときに参加していたインターンシップを、自分で企画できることになって、とてもわくわくしました。一方で、私自身、就職活動において志望する企業を決める際に、インターンシップなどのイベントをとても参考にしていたので、学生の皆さんに「参加してよかった」と思ってもらえるインターンシップにしなければと気が引き締まりました。

今野:学生のときに、かんぽ生命のインターンシップに参加していたので、そのインターンシップの企画を担当できることになり、とても感慨深かったです。かつて自分が学生の立場で参加していたからこそ、学生に寄り添った企画ができると思う一方、SNSなど学生を取り巻く環境や、学生の趣味趣向などはどんどん変化していますので、自分の知識や情報をきちんとアップデートして、今の学生に合ったプログラムや伝え方にしなければいけないとも思いました。

――採用に携わることの醍醐味や、やりがいをお聞かせください。

西澤:日本郵政グループに興味を持っていただく段階から、内定、入社後の活躍まで、学生の皆さんの成長を身近に感じられることが一番の醍醐味と感じています。また、インターンシップに参加してくれた学生が、実際に当社を志望してくれたときは、本当にうれしいです。

谷口:採用の仕事を通じて出会える学生の皆さんは、今後、ゆうちょ銀行の未来をいっしょに作りあげていく仲間になり得る方々です。デジタル化が進む世の中であっても、やはり大切なのは「人」なので、将来の仲間となり得る学生の皆さんを迎える最初の顔となるのは、正直プレッシャーもあるのですが、非常にやりがいを感じます。

今野:私も、かんぽ生命に関心を寄せてくださっている学生の皆さんと、会社の顔として最初に接点を持てるところに醍醐味を感じています。採用担当者の印象が会社全体の印象につながることもあるので、責任が大きい分、やりがいも大きいですね。

昨年度よりも、さらに充実したプログラムを

――今年度のインターンシップで昨年度から変更された部分はありますか。

西澤:昨年度から一番大きく変えたのは、開催日程を3日間から5日間に変更したことです。参加してくれる学生の皆さんにより満足してもらえるように、さまざまな部署・年次の社員と交流する機会を増やし、より多くの業務に触れる機会を増やしたことで、当社の幅広い業務や多様な社員の働き方への深い理解につなげていただきたいです。

谷口:昨年度までは、総合職は複数あるコースのうち、いずれか一つのコースにしか申込みいただけなかったのですが、「ほかのコースも学びたい」「ゆうちょ銀行のいろいろな業務を体験してみたい」といった声もあり、総合職コースと専門コースのインターンシップ併願を可能にしたり、夏に参加できなかった方に参加いただけるよう冬に開催のコースもご用意するなど、夏と冬合わせて、より多くの業務を体験いただけるようにしています。

今野:かんぽ生命では、秋期のプログラムとして、専門性に特化した「デジタルコース」のインターンシップをご用意しています。参加者がより主体的に学び、成長できるように、実際の業務を想定した課題に対してデータ分析を行い、その結果を競うコンペティションに挑戦していただくプログラムを準備しています。

――日本郵政では、2025年卒採用向けのサマーインターンシップが行われたそうですね。いかがでしたか。

西澤:はい。グループワークや職場体験、さらには適性検査結果のフィードバックを使用した自己分析ワークなどを行ったのですが、社員に積極的に質問をしたり、切磋琢磨してワークを進める学生の皆さんの真摯な姿がとても印象的でした。実施後のアンケートでは「複数の社員の方に話を聞くことで、さまざまな業務を知ることができた」「働き方や社風を体感し、自分が入社した姿が想像できた」といった感想をいただきました。働き方や社風などを理解するには、実際に働く社員の声を聞くのが一番です。私も学生の皆さんから質問などをいただいたときは、飾らずに正直にお伝えするよう心がけています。

2025年卒採用向け日本郵政インターンシップ(総合職)《summer》でのグループワークの様子
職場体験は少人数で実施され、社員の丁寧なサポートのもと、リアルな業務を肌で感じることができる

インターンシップの参加を検討されている皆さんへ

――採用担当として、今後の目標をお聞かせください。

西澤:これからも学生の皆さんに関心を持っていただけるようなイベントを企画し、就職活動を支援していきたいですね。そのなかで、同じ志を持って働ける方と出会えることを楽しみに、採用活動を頑張っていきたいと思います。

谷口:採用活動を通じて、ゆうちょ銀行の魅力をよりわかりやすくお伝えし、学生の皆さんの理解が少しでも深まるようにしていきたいですね。また、私自身が就職活動をしていたときに感じたように、学生の皆さんから見て、「こんな人といっしょに働きたい!」と思ってもらえるようになりたいと思っています。

今野:採用手法のトレンドは日々変化しているので、他社の取り組みをはじめ、情報収集を欠かさず、変化に対応していける人になりたいと思っています。そして、かんぽ生命で働くことの魅力を多くの皆さんに伝えるために、新たな企画にもどんどんチャレンジしていきたいです。

採用担当者としてお互いのビジョンを語り合う(左から)西澤さん、谷口さん、今野さん

――最後に、インターンシップへの参加を検討されている方々へメッセージをお願いします!

西澤:社会人になってから強く実感するのですが、企業側から自社のことを詳しく教えてくれる機会は、就職活動の期間以外には、なかなかないと思います。ぜひこの貴重なチャンスを活かし、社会全体にも詳しくなっていただきたいです。また、インターンシップはホームページや短時間のセミナーだけではわからない、具体的な事業内容や働く社員の姿を自分の目で見て深く知ることのできる機会です。迷っている場合はぜひ参加をおすすめします。

谷口:インターンシップでは、積極的にチャレンジすることを意識して参加いただきたいです。そして一つでも多くの新しい発見をしてもらいたいと思っています。西澤さんもおっしゃっていましたが、これほどたくさんの企業の職場に入って、いろいろな話を聞ける機会は就職活動をしている今しかありません。ぜひ積極的にインターンシップに参加し、遠慮せず、後悔することがないようたくさん質問して、ご自身の素敵な未来を描くきっかけにしていただきたいなと思います。

今野:インターンシップに参加する際は、学生ではなく、一社員になったつもりで取り組んでいただきたいと思っています。そうすることで、社会人としての心構えができ、能動的に動くことができると思います。貴重な時間を割いて参加してくれるのですから、私たちも参加者によりよい時間を過ごしていただけるよう準備を進めています。せっかくの機会ですので、心残りがないよう、すべてを吸収するつもりで参加いただければと思います。

日本郵政グループは、インターンシップを通して、皆さんとお会いできることを楽しみにしています。開催しているインターンシップの内容について、詳しくはこちらをご覧ください。

※地域基幹職(エリア基幹職)・一般職向けインターンシップ
日本郵政グループでは、地域基幹職(エリア基幹職)や一般職向けのインターンシップなども全国各地で開催しています。ぜひ「日本郵政グループ新卒採用サイト」でチェックしてください。

※日本郵政グループ採用プロジェクトチーム(Instagram公式アカウント)
インターンシップをはじめ、採用に関する情報は、日本郵政グループ採用プロジェクトチームのInstagram公式アカウント(@japanpostg_recruitofficial)でも配信していますので、こちらもぜひご覧ください。

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