クイーンズ駅伝2022を控える日本郵政グループ女子陸上部に直撃!(後編)~今回のクイーンズ駅伝の抱負とは~
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今年は11月27日に第42回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝)が開催されます。大会に向けて準備を進める日本郵政グループ女子陸上部の、鈴木亜由子(すずき あゆこ)選手、太田 琴菜(おおた ことな)選手、大西 ひかり(おおにし ひかり)選手、廣中 璃梨佳(ひろなか りりか)選手、そして髙橋 昌彦(たかはし まさひこ)監督に今回の意気込みを伺いました。
「今年にしかできない駅伝がある」
鈴木:私は「9年目の駅伝」としました。
日本郵政グループの女子陸上部は、創部して9年目になります。クイーンズ駅伝には今年で8回目の出場となりますが、それぞれいろんな思い出があって、今があります。今年は今年にしかできない駅伝があるので、みんなの想いをひとつにして戦いたいなと思います。
太田:私は「チームを引っ張る」です。
これはかっこいい言葉としてではなく......。昨年、入社4年目にして初めて駅伝を走らせてもらったのですが、チームに貢献する走りができなかったな、というのが私の中での反省でした。
今年は、チームの中でも年長で、チームを引っ張る走りができたらいいなと思います。そして、キャプテンという立場なので、メンバー12人としっかりとレース当日を迎えられるように、レース以外の面でもチームを牽引できるように全力でがんばっていきたいです。
大西:私は「柔軟さ」です。
チームが勝つためには、戦略が必要です。私がメンバーに選ばれるかどうかはわかりませんし、選ばれてもどの区間を走るかはわかりませんが、どこになっても走れるところが自分の強みだと思っています。
私は突出したタイムがあるわけではないですけど、どの区間にも合わせられる柔軟さを求めていきたいです。また、与えられた区間でチームに貢献する走りをするのが今年の目標です。
廣中:私は「昨年の自分に勝ってチームに貢献したい」です。
入社して1、2年目で優勝を経験させていただきましたが、昨年は夏のオリンピックの疲労がなかなか抜けず、コンデションの調整がうまくいかなかったりして、本来イメージしていた走りができませんでした。今年はフレッシュな気持ちで、去年の自分より気持ちの面でも走りの面でも勝った自分で駅伝に挑み、チームに貢献していきたいと思います。
「つなぐプライド」で頂点を目指す
高橋:「 『つなぐプライド』をもって昨年を上回るチームをつくる‼」としました。
今年のチームスローガンは「つなぐプライド」です。
日本郵政グループは、人々の心のこもった手紙を届ける企業です。そういう意味では社員の方々は、普段から「つなぐプライド」を持って働かれていると思います。
女子陸上部は、選手のがんばりと、チームを支えてくださる多くの方々のおかげで、これまで3度の日本一を達成することができました。今年も3度優勝のプライドと、日本郵政グループの一員としての「つなぐプライド」を持って襷をしっかりとつなぎ、昨年の結果を上回れるよう、チームをまとめていきたいですね。