クラブ・ウィルビー×日本郵政のコラボ企画を実施! 言葉のプロたちが語った手紙の魅力

クラブ・ウィルビー×日本郵政のコラボ企画を実施! 言葉のプロたちが語った手紙の魅力

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メールやSNSでのやり取りが一般的となった現代、あらためて手紙のよさを多くの人に知ってもらいたいという想いから、大人向けの会員制コミュニティであるクラブ・ウィルビーと日本郵政株式会社によるコラボ企画を実施。言葉を扱うプロたちによる「手紙の持つ魅力」をテーマとした特別鼎談が行われました。

今回の記事では、鼎談の様子や鼎談に参加いただいた3名それぞれの感想コメントを紹介するとともに、日本郵政株式会社 広報部 マネジャーの高松 寛(たかまつ ひろし)さんにコラボ企画に込めた想いなどをお聞きしました。なお、鼎談模様の詳細はクラブ・ウィルビーのサイトからお読みいただけます。本記事の最後にあるリンクからご覧ください。

「手紙が持つ魅力」を伝えるため、言葉を届けるプロたちが集まり鼎談を実施

クラブ・ウィルビーは、2009年に設立された大人向けの会員制コミュニティです。「新しい大人文化の創造」を目標に掲げており、日本郵政も協賛企業として名を連ねています。

今回のコラボ企画では、そんなクラブ・ウィルビーのサポーティングメンバー※でもあるキャスター/ジャーナリストの安藤 優子(あんどう ゆうこ)さん、作家の椎名 誠(しいな まこと)さん、そして司会進行役としてクラブ・ウィルビー代表の残間 里江子(ざんま りえこ)さんも加わり、「手紙の持つ魅力」をテーマとした鼎談が行われました。

3名とも、手紙を通じたコミュニケーションに親しみ、そのよさをよく知る大人世代。そして安藤さんと椎名さんは、普段から言葉を届けることを生業とされているプロフェッショナル。果たしてこのメンバーで、どのような「手紙談義」が交わされたのか、気になる鼎談の模様を紹介します。

※クラブ・ウィルビーの趣旨に賛同し、折々の企画に支援をしている文化人やアーティストなどの方々。

アナログだからこそ、手紙の思い出は心の奥底にずっと宿る

なごやかな雰囲気で始まった今回の鼎談。手紙文化のなかで育った大人世代にとって、「手紙」というのは話題の尽きないテーマのようで、話を進めていくほどに思い出がよみがえり、話は大いに盛り上がりました。仕事の依頼で何百通も書いた手紙の話、留学時代にふるさとの母親とやり取りした手紙の話、ほろ苦い思い出とともに記憶されるラブレターの話......。肉筆の手紙は、その筆致から書いた人の人柄や、感情までをも読み取ることができます。

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また手紙は、スピーディーにやり取りできる電子メールと違って、郵便ポストに投函してから届くまで、少しの時間がかかります。しかし、そのゆったりとした伝達速度ですら、3人にとってはよい思い出。手紙を投函したときの達成感、返事を待ってヤキモキした時間は忘れられないという声も、鼎談のなかでは聞かれました。

そのほかに印象深かったのが、郵便局や郵便ポストに関する思い出話。作家として国内外を旅する椎名さんにとって、街の中心地に立地する郵便局は、いつも道しるべ的な存在だったと言います。また旅先で出会う郵便局の光景にも印象深いものがあるそうで、八丈島で見たハイビスカスに囲まれた郵便局は特に印象的だったと回想されます。

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安藤さんの思い出に残るのが、留学時代に出会ったアメリカの郵便受け。アメリカでは、日本と違って自宅の前にある郵便受けでの手紙の集荷もあります。その仕組みに最初は戸惑ったそうですが、日本にいる母親との手紙のやり取りが続くなかで、その接点となる郵便受けに思い入れも深まっていったそうです。

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たっぷり1時間30分の鼎談を終えて、3名の方に感想のコメントをいただきました。

<安藤 優子さん>
手紙は「想いの委託」というか、自分の想いを人に委ねて、代わりに届けてもらっているみたいなところがありますよね。急ぎ足の世の中で、この距離感がいいですね。私はレターセットも大好きで、いっぱい集めています。「この人には、この便箋がいいな」とか「この方にはこの封筒でお出ししよう」などと考えているときは、手紙を書いているときと同じくらいワクワクします。椎名さんは、ご自分が出した手紙はお忘れになったようなことを(鼎談のなかで)おっしゃっていましたが、きっと照れもあってそうおっしゃったのではないかと思います。ラブレターなど想いがこもった手紙は、もらった方は絶対に忘れていないと思いますから。

<椎名 誠さん>
何かを伝えないといけないとき、結局、手紙になっちゃうんですよね。手紙を書いていると、時折、小説の原稿を書いている時と同じ気持ちになってくることがあるんですよ。安藤さんが(鼎談の場に)お持ちになった司馬遼太郎さんのお手紙も「作家の手紙」ですよね。僕も(手紙を書くときは)これは原稿だなと思いながら、400字詰めの原稿用紙に書くのが好きなので、言葉が足りないと思ったときには、吹き出しで言葉を追加したりもします。

<残間 里江子さん>
私のことをよく知っている人は、「あなたが今日あるのは、手紙魔だったからですよね」と言います。私の仕事は、人と人、人と事をつなげて、新しい価値観を創造することだと思っていますが、私一人の力で実現はできません。ですから、何か企画を思いついたら、まずはその企画の担い手になってくれる個人や企業を口説くことが出発点です。仕事をして50余年、何千通の手紙を書いたことでしょう。もちろん、よい返事ばかりが来るわけではありません。でも、なかには予想もしていない方から賛同の返事が届いたりもするのです。手紙は私の人生を輝かせてくれましたし、いくつもの奇跡を起こしてくれました。生きている限り、手紙を書き続けたいと思っています。
椎名さんと安藤さんにこの鼎談をお願いしたのは、お二人とも「手紙の可能性」を信じている方だと思ったからで、あらためてお話をしてみたらまさにそのとおりの方々でした。

手紙は差出人と受取人の「想い」をつなぐ、温かみのある通信手段

最後に、日本郵政 広報部 マネジャーの高松 寛さんに、今回のコラボ企画に込めた想いや、鼎談に対する感想などをお聞きしました。

高松 寛(たかまつ ひろし)さん

日本郵政株式会社 広報部 マネジャー

高松 寛(たかまつ ひろし)さん

1999年、当時の郵政省に入省。これまで日本郵便株式会社で主に国際郵便や国際物流関係の業務を担当し、中国(北京・上海)にも5年間駐在。2023年4月から現職。協賛や、CI(コーポレート・アイデンティティ)管理に関する業務に携わっている。

――クラブ・ウィルビーに協賛した理由を教えてください。

高松:クラブ・ウィルビーさまは、シニア層の活動の幅を広げ、若い世代を交えた社会とのつながりを持ち続ける取り組みを、多くの文化人の方の参画を図りながら長年にわたり進めていらっしゃいます。私たち日本郵政グループも、お客さまのライフステージ・ライフスタイルに合わせた体験・サービスの提供を拡大し、社会貢献し続けたいと考えていることから、クラブ・ウィルビーさまの取り組みに賛同し、協賛しています。

――今回のコラボ企画に込めた想いについてお聞かせください。

高松:クラブ・ウィルビー代表の残間さまは、ご自身のブログで「手紙」にまつわる想いに折々で触れられています。また、安藤さま、椎名さまはキャスター、作家として、言葉を届けることを専門としていらっしゃいます。まさに「言葉のプロ」である方に、大人世代のリアリティのある「手紙」の魅力や価値を語っていただくことで、多くの方に「手紙」のよさを知っていただきたいと思いました。

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――実際に鼎談を終えての率直な感想をお聞かせください。

高松:「言葉のプロ」である方に「手紙」についてどのように語っていただけるのだろうかと内心ドキドキしていたのですが、たくさんのエピソードをお持ちで、心温まるお話を伺うことができました。特に、安藤さまの「母からの先回りの手紙」、椎名さま原作の映画『息子』にまつわるエピソードについて感銘を受けました。

そして、お三方のお話を聞くなかで、「手紙」には、メールやSNSではなかなか伝わらない「想い」、しかも、出す方と受け取る方の両方に、その想いがあり、そこが大きな魅力なのだと、あらためて感じました。SNSやメールでのやり取りが当たり前となった昨今、差出人と受取人の「想い」をつなぐ、温かみのある通信手段である「手紙」の魅力が多くの方に伝わることを期待しています。

\クラブ・ウィルビーのWebサイトにて鼎談模様の詳細を公開!/
今回、記事で触れた鼎談の模様は、クラブ・ウィルビーのサイトで公開しています。
https://www.club-willbe.jp/tgm_td/index.html
こちらからチェックしてみてください!

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