健康とかんぽの安心を手のひらに!お客さまとかんぽ生命をつなぐ「かんぽアプリ」が新登場

健康とかんぽの安心を手のひらに!お客さまとかんぽ生命をつなぐ「かんぽアプリ」が新登場

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2019年より提供を開始した、かんぽ生命の健康応援アプリ「すこやかんぽ」がリニューアルを果たし、「かんぽアプリ」として生まれ変わりました(2025年7月より提供開始)。リニューアルのポイントや、開発の経緯・狙いを、アプリの企画制作に携わった3名に伺いました。

丸橋 和矢(まるはし かずや)さん

株式会社かんぽ生命保険 DX戦略部 課長

丸橋 和矢(まるはし かずや)さん

2010年入社。保険金サービス部や札幌支店、内部監査部などを経て、2024年2月より現職。

小林 由樹子(こばやし ゆきこ)さん

株式会社かんぽ生命保険 DX戦略部 担当課長

小林 由樹子(こばやし ゆきこ)さん

2009年入社。保険金サービス部や経営企画部などを経て、2016年からDX戦略部の前身部署に配属。

松山 舜輝(まつやま しゅんき)さん

株式会社かんぽ生命保険 DX戦略部 担当

松山 舜輝(まつやま しゅんき)さん

2023年入社。入社以来、DX戦略部で旧アプリを含めた「かんぽアプリ」の企画開発に携わる。

お客さまとデジタルでつながることを目的にリニューアル

――「すこやかんぽ」アプリをリニューアルすることになった背景をお聞かせください。

松山:これまでかんぽ生命では、安心して健康に暮らせる社会の実現を目指し、生命保険の提供に加えて、ラジオ体操の普及推進などに取り組んできました。その一環として、2019年1月に健康応援アプリ「すこやかんぽ」をリリースし、健康づくりを応援するサービスを提供してきました。
しかし、昨今のデジタルでのコミュニケーションやサービス提供の重要性を踏まえ、「健康増進のサポートとともに、お客さまとデジタルでつながる」ことを実現するサービスを提供したいと考えました。これがリニューアルに至った背景です。

シンプルで見やすいデザインなので、スマートフォンの操作に不慣れな人でも迷わずに扱える

――アプリのリニューアル内容について教えてください。

松山:従来の「すこやかんぽ」アプリにも搭載されていた、「歩数計測」「ラジオ体操」の機能はほぼそのまま受け継いでおり、どなたでもご利用いただけます。そのうえで、今回のリニューアルでは「お客さまとつながる」ことを実現するために、ご契約者さまへのアフターフォロー機能を強化しています。

――具体的にはどのような機能でしょうか。

松山:アプリから「マイページ」に直接アクセスできる機能を追加しました。マイページとは、インターネットで契約内容の確認や各種手続きを行えるご契約者さまなどに向けたページです。マイページにアクセスするにはこれまでブラウザを立ち上げてログイン操作を行う必要がありました。それが「かんぽアプリ」では、生体認証(※)を活用することで、より簡単に、また、セキュリティ面でも安心してマイページにアクセスできるようになりました。

※指紋や顔、声紋、静脈パターンなど、個人の身体的特徴を用いて本人確認を行う認証方式のこと

――アプリを通じて、契約内容の確認や手続きが簡単にできるようになったということですか。

松山:そのとおりです。さらに今後は、アプリのトップ画面に保険契約の概要を表示して、アプリ内で簡単に内容を確認できるようにしたり、アプリから担当者にワンタップで連絡できるようにしたりするなどのアップデートを行っていく予定です。

小林:アプリですぐに契約内容を確認できることは、お客さまにとってとても便利になると考えています。

――そのほかに、リニューアルしたポイントはありますか。

小林:アプリへのログイン方法に「ゆうID」(※)を導入し、毎日の歩数に応じて毎週抽せんで日本郵政グループ共通で使える「ゆうゆうポイント」を貯めることが可能になりました。「ゆうゆうポイント」を貯めると、さまざまな特典と交換することができます。

※日本郵政が提供するID(お客さまID)

開発の指針となった言葉は「健康とかんぽの安心を手のひらに」

――アプリの開発のなかで、大変だったことを教えてください。

松山:今回のプロジェクトには、アプリ開発ベンダーを中心に、マイページやゆうIDなどの関連サービスのベンダー、その他社内外のステークホルダーなど、非常に多くの関係者がかかわっています。そのため、立場が違うゆえにさまざまな視点の意見があり、何がお客さまに最も価値があるかという観点から意見をまとめ上げる試行錯誤が大変でしたが、やりがいも感じました。

丸橋:各所からさまざまなアイディアや要望が出てくるなかで、何を優先するべきなのか、われわれのなかでも常に議論を重ねてきました。そんなときは、アプリのコンセプトである「健康とかんぽの安心を手のひらに」を思い出し、迷ったときはいつもこの言葉に立ち返ることで、なんとかリリースまでたどり着きました。

――「健康とかんぽの安心を手のひらに」には、どのような想いを込めたのですか。

丸橋:「かんぽアプリ」をお客さまに毎日使っていただくことで、このアプリが"お守り"のような存在となり、保険をより身近に感じていただけたら──。そんな想いを込めました。

保険は基本的に「いざというとき」に備える商品です。そのため、日常で意識する機会は少なく、ご自身の保険の内容を忘れてしまう方も多くいらっしゃいます。

その点「かんぽアプリ」は、健康増進機能も備えているので、日々の健康を意識しながら継続的に使うことができますよね。「そういえばこのアプリに担当の連絡先があった」「契約内容を確認できたはず」と思い出して、必要なときにすぐ手続きやお問い合わせをしていただくことで、お客さまのお役に立つことができれば幸いです。

――アプリを開発するうえで、こだわったポイントはありますか。

松山:画面のデザインをこだわりました。デザインを決める際には、一般のユーザーの方々にアンケートを取り、年代別、男女別の分析も踏まえて決定しました。デザインの候補はかわいらしいバージョンなど3案ほどあったのですが、最終的には年代、性別問わず最も好評価だった、スタイリッシュで「頼れる」イメージのデザインを採用しました。

お客さまとかんぽ生命をつなぐ「架け橋」として、よりよい顧客体験を

――リリース後の反響はいかがでしょうか。

松山:社内外からは「シンプルでよい」「歩数画面が見やすい」など、好評の声をいただいています。また、アプリのリリース日にはApple Storeのヘルスケア領域でダウンロード数1位を獲得し、注目度の高さを実感しました。

一方で、リニューアルにあたって一部縮小した機能もあるため、「すこやかんぽ」からご利用いただいているユーザーからは、「この機能がなくなって悲しい」といった声もいただいています。

丸橋:改善の余地はまだまだあると思います。機能面に関しては、将来的には、健康増進系コンテンツの追加や、マイナンバー認証による本人確認機能の導入など、お客さまの利便性をより向上させるアップデートを検討しています。

――「かんぽアプリ」を通じて、お客さまとどのような関係を築いていきたいですか。

丸橋:デジタルという言葉からは「人とのつながりが感じられない」といった印象を持たれることもあります。でも、私たちが目指しているのは、まさにその逆です。このアプリの先には、必ず「人」が存在します。お客さまとかんぽ生命をつなぐ「架け橋」として、デジタルを活用した双方向のコミュニケーションツールとして接点を広げていきたいと考えています。

お客さまの暮らしに寄り添い、長く安心を届けられる存在でありたい。このアプリがその一歩になればと願っています。

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