年賀状づくりが簡単に!「年賀状印刷サービス」にかける想い

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紙のカタログやWebから好きな絵柄を選べて、宛名印刷や投函代行までしてくれる郵便局の「年賀状印刷サービス」。年賀状づくりが簡単にできるこちらのサービスは、幅広い世代のお客さまに利用いただいています。年賀状印刷サービスの魅力とは何か、そして簡単にメッセージがやり取りできる時代だからこその「年賀状」の価値とは。年賀状印刷サービスに携わる物販ビジネス部の今野 淳一(こんの じゅんいち)さんと夏目 真穂(なつめ まほ)さんに、その想いを伺いました。

日本郵便株式会社 物販ビジネス部 係長

今野 淳一(こんの じゅんいち)さん

2000年、当時の郵政省に入省。郵便局での集配営業・法人営業などの業務を経て、日本郵便株式会社本社で切手・葉書室、郵便・物流営業部などの業務に従事した後、2022年より現職。

日本郵便株式会社 物販ビジネス部 主任

夏目 真穂(なつめ まほ)さん

2010年、当時の郵便局株式会社に入社。郵便局での勤務を経て、東京支社での法人営業などの業務に従事した後、2021年より現職。

年賀状づくりが簡単に!郵便局の「年賀状印刷サービス」

――郵便局の年賀状印刷とは、どのようなサービスでしょうか。

今野:年賀状の絵柄などの印刷を任せることができるサービスです。約220種類のなかからお好きな絵柄をお選びいただくことができ、絵柄とともに差出人さまの住所、氏名などを印刷することもできます。印刷した年賀はがきはご自宅などご指定の場所にお届けします。さらにオプションとして、宛名の印刷から郵便ポストへの投函代行まで任せることもできます。申し込みは、郵便局の窓口のほか、Webからも受け付けています。

――どのように申し込むのですか?

今野:全国の郵便局で年賀状印刷のカタログを配布していますので、申込書に、どの絵柄にするかなど必要事項をご記入いただくだけで、郵便局の窓口で簡単にお申し込みいただけます。Webからの注文の場合は、24時間いつでも申し込みが可能です。

2024年用の年賀状印刷のカタログ

――お客さまからはどのような声をいただいていますか。

今野:年末の忙しい時期に、年賀状づくりが簡単にできるのがうれしいという声を多くいただいています。また、業界的にも料金はお手ごろとなっていて、早割だとさらにお得になりますので、手ごろさというのも、お客さまからご評価いただいています。

夏目:お客さまからは、自宅で印刷するとインク代がかかってしまう、カートリッジを交換するのが手間、といった声をよく聞きます。そのようなお困りごとを解決できるのも、年賀状印刷サービスの魅力だと思います。

――年賀状印刷サービスの業務に携わるなかでの想いをお聞かせください。

今野:やはり、年賀状印刷サービスを利用してよかった、また来年も利用したいと思っていただけるように、毎年、創意工夫しながら取り組んでいます。そのためにも、サービスをご利用いただいたお客さまの声や、お客さまと接している郵便局から聞いた話などを、一つ一つ検証しながら、カタログを充実させたり、サービスの改善を行ったりしています。

切手デザイナーやラジオ番組とコラボも! 数千点の候補から選ばれた約220種類のデザイン

――年賀状の絵柄は、どのようなラインナップがあるのでしょうか?

今野:定番のスタンダードなデザインはもちろん、切手デザイナーが描いた絵柄や、人気キャラクターを取り入れた絵柄、ラジオ番組とコラボしたオリジナルデザインなど、選ぶのが楽しくなるような絵柄を毎年選定しています。また、カタログとWeb、それぞれに限定の絵柄もご用意しています。

カタログにはカテゴリごとにさまざまな絵柄が掲載されている

――約220種類の絵柄はどのように選定されていますか。

夏目:毎年、絵柄の案は数千点あり、そのなかから、一点一点吟味して選んでいます。

――選び抜かれたラインナップなんですね! 絵柄はどのような基準で選ばれるのですか。

今野:ご利用いただくお客さまは50〜70代の方が多いので、そういった年代の方々がこれまでに選んだ絵柄から想定される「好み」を反映するようにしています。さらに、幅広い世代に年賀状印刷サービスを使っていただきたいと思い、いわゆるZ世代と言われる方々に人気のキャラクターなど、若年層のお客さまに「使ってみようかな」と思ってもらえるようなデザインも採用しています。

2024年用にはYouTubeの人気チャンネル「もちまる日記」とコラボした絵柄も

――絵柄以外でも、お客さまからの声をもとに採用したことなどはありますか?

今野:最近では例えば、年賀はがきをすでに購入いただいたお客さまにも年賀状印刷カタログに掲載されている絵柄の印刷をお申し込みいただける「はがき持込プリントサービス」を開始しました。また、宛名印刷の申し込み方法でも、ご高齢の方のなかにはパソコンが使えない方も多くいて、データではなく手書きの宛名で申し込む方法はないか、というお声をいただいていました。そこで、手書きの宛名リストでの申し込みをサービスとして採用したりしました。

年賀状が教えてくれる、年に1回のやり取りの大切さ

――お二人にとって、年賀状の魅力とは何でしょうか。

今野:受け取る側の楽しみとしては、やはり普段なかなか会えない人から、手書きで近況報告をもらえることではないですかね。普段とても忙しい人からの年賀状に丁寧な手書きのメッセージがあったりすると、わざわざ時間をとってくれたのだと感動します。人とのつながりを実感でき、さりげなく添えられた一言に温かい気持ちになれますよね。

夏目:年賀状だけでずっとやり取りしていた方と、何十年ぶりに会ったというお客さまの話を聞いたことがあります。年賀状でつながっていたからこそ会えたのだと考えると、1年に1回の年賀状のやり取りは、とても大切なのだなと思います。

今野:普段なかなか会えない人ともつながりを感じることができる「年賀状」という文化は、とても素敵な文化だと思っています。一方で、いざ作成となると、年末は何かと忙しいですし、「時間がない」などとお困りの方も多くいるかと思います。家でやろうとするとどうしても時間がかかってしまう印刷を、まるっと年賀状印刷サービスに任せることができることで、年賀状を出してみようという方が一人でも増えたらうれしいです。

最近では、年賀状を「書く」だけでなく、「受け取る」楽しさも多くの方に知っていただきたいなと思いまして、「きゃらめ〜る」というサービスも始めました。

――「きゃらめ〜る」とはどのようなサービスですか?

今野:アニメやヒーローなどの人気のキャラクターから手紙が届くというサービスです。さらに、贈り主のメッセージを添えたり、受け取る方の名前を入れたりすることもできるので、世界に1通だけの特別な手紙になります。

人気キャラクターから手紙が届く「きゃらめ〜る」
©尾田栄一郎 / 集英社・フジテレビ・東映アニメーション
人気キャラクターから手紙が届く「きゃらめ〜る」

――好きなキャラクターから手紙が来るのはうれしいですね。

今野:「受け取る」ことのうれしさや楽しさを味わっていただくことで、年賀状や手紙のよさをより多くの方に知ってもらえたらいいなと思っています。

――最後に、メッセージをお願いいたします。

夏目:年賀状印刷サービスは、時間と手間をかけずに、昨年のお礼や、1年の始まりのご挨拶を伝えることができますので、年末の忙しいときなどには、ぜひご利用いただけたらうれしいです。

今野:「年賀状をつくる時間がない」とお困りの方の助けになるよう、多くの方にこの年賀状印刷サービスを知ってもらいたいですし、これからもお客さまのニーズに合ったサービスの提供や改善を進めていきたいと思います。そしてぜひ、一度年賀状印刷サービスをご利用いただけたらうれしいです。

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