健康増進に貢献 生命保険会社の新しい使命を『すこやかんぽ』で実現したい

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かんぽ生命保険が注力しているDX(デジタルトランスフォーメーション)とCX(カスタマーエクスペリエンス・顧客体験)の柱の一つである、健康応援アプリ『すこやかんぽ』。2019年スタートのアプリサービスの魅力とこれからについて、デジタルサービス推進部の尾形 大吾(おがた だいご)さんにお話を伺いました。

ナビゲーター

かんぽ生命保険 デジタルサービス推進部 課長代理

尾形 大吾(おがた だいご)さん

2020年10月にデジタルサービス推進部に異動し、現在2年目。主に『すこやかんぽ』アプリの普及業務に携わる。デジタルサービス推進部は、『すこやかんぽ』の開発・運用に加えて、契約者向けのマイページの機能拡充、ホームページの改善やPR活動、新商品開発等に係る各種データ分析、CX向上に向けたデジタルコンテンツの拡充、RPA開発支援などを主業務としている。

3つのコンテンツで気軽に楽しく
健康状態をアプリで把握

お客さま一人ひとりの健康を維持するために、楽しく健康を意識するきっかけになってほしいとの想いでスタートした『すこやかんぽ』。デジタルサービス推進部が中心となって開発したこのアプリは、3つのコンテンツが主軸となっています。

尾形:『すこやかんぽ』には、どなたでもご利用いただける「スタンダード」とかんぽ生命のご契約者さまなどが利用できる「プレミアム」の2つのメニューがあります。両方に共通する主なコンテンツとして、「歩数管理」「ラジオ体操」「ヘルスケア」の3つがあります。お客さまご自身の体や生活を意識することで、健康を維持していただくことが目的の健康応援アプリです。

――健康増進や体調管理を目的としたアプリはほかにもいろいろありますが、『すこやかんぽ』ならではの特徴というのはどんなところでしょうか?

尾形:特徴的なものは「ラジオ体操」コンテンツです。どなたでも気軽に楽しめる運動である「ラジオ体操」をもっと身近に感じていただきたいという思いから、導入しました。音声と動画とが再生できるので、ご自宅でいつでも行うことができます。実施した日には、カレンダーにスタンプを押すことができ、「ラジオ体操」を継続的に行っていただくモチベーションにつながればと思っています。

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――かわいらしいかんぽくんが目を引くロゴですが、デザインもこだわりが感じられますね。

尾形:かんぽ生命のキャラクターである「かんぽくん」をロゴに大きく配して、かんぽ生命が提供するアプリサービスであることを前面に打ち出しました。また、4色のラインをあしらって、健康を意識した元気で躍動感のあるデザインに仕上げたのもポイントです。

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一つひとつ問題をクリアして
「お客さまの健康をサポートしたい」の想いを形に

――かんぽ生命としては初めての試みである健康応援アプリ。なぜ生命保険会社がこのようなアプリをスタートさせたのでしょうか?

尾形:2017年4月に経営企画部内に事業開発室ができ、そこから『すこやかんぽ』プロジェクトがスタートしました。従来は、万が一の不安、病気やケガの不安に対し、経済的な保障による安心を提供することが生命保険会社の役目とされていましたが、これからは、お客さまの健康増進に貢献することが使命である、との新たな考えのもと、健康の維持・増進サービスを提供するというプランのなかの一つがアプリで、『すこやかんぽ』開発のプロジェクトが動き出しました。
また、生命保険会社はお客さまと接する機会が限られており少ないため、よりかんぽ生命を身近に感じてもらえるよう、接する機会を増やしていくことも目的の一つです。

――アプリを立ち上げるにあたり苦労した点も多かったと思いますが、具体的にはどんなところが大変だったのでしょうか?

尾形:かんぽ生命でのアプリ開発が初めてだったので、ノウハウがなくすべてが手探りでした。Webサイトとアプリとで動きが異なったり、デバイスによってうまく表示されなかったりと、問題一つひとつを開発会社と連携しながら解決していきました。

『すこやかんぽ』を継続して使っていただくことで、お客さまの健康意識が向上し健康寿命の延長にもつながるということを、まず社内に理解してもらうところから始めました。

――尾形さんご自身の苦労は何かありましたか?

尾形:私個人としては、全く知らないデジタル用語が飛び交うなかでの仕事となりましたので、当初は言葉に慣れることが大変でした。今も日々勉強中ですが、デジタルの専門家ではなかったからこそお客さまと同じ視点でアプリを体感できるのは、メリットだったかもしれませんね。私自身が使った感想ももちろんですが、社内のいろいろなメンバーからの意見も吸い上げて日々の改善につなげています。

スタンプを貯めるとクーポンが当たる⁉︎
毎日使いたくなる工夫も満載

運動する習慣がない方にとっては、たくさん歩いたり体操したりするのを続けるのはなかなか難しいことです。「歩数管理」と「ラジオ体操」には毎日行えるようにさまざまな工夫を凝らしていると尾形さんは語ります。

尾形:メインコンテンツの「歩数管理」は、ご自身で設定した性別・年齢に合わせて目標歩数が出るのですが、1日の目標歩数を達成するとスタンプがもらえ、それを貯めるとクーポンが当たる抽選に参加できる仕組みになっています。このワクワク感のあるゲーム性とクーポンが当たるお得さで、楽しんで参加いただくお客さまが多くいらっしゃいます。

「ラジオ体操」にもカレンダー機能を付け、継続するモチベーションにつなげていただきたいと考えました。ただ、ありがたいことに『すこやかんぽ』のお客さまの増加に伴い、「クーポンが当たりにくくなった」とのお声もいただいており、今後はさらにお客さまに還元できたらと思っています。

――「ヘルスケア」では中長期的な健康管理も行えるようになっています。このコンテンツの魅力を教えてください。

尾形:「ヘルスケア」のBMI機能は、週一回体重を測定して記載すると棒グラフでBMI値が表示されるので、体の状態が一目で把握でき、継続してご自身の健康に向き合うきっかけとなります。また簡単に健康診断の結果が記録できる、My健診アドバイスもぜひ使っていただきたい機能です。受診した健康診断の結果をスマートフォンのカメラで読み取るだけで、そのままリスト化され健康年齢や健康タイプなどが表示されます。毎年の結果をアプリに登録することで、長期的な健康と体調の変化がぱっと見でわかり、非常に便利だと思います。

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――人気アニメやキャラクターとのコラボレーションやキャンペーンなども積極的に行っていますが、どのような目的があるのでしょうか?

尾形:現状は健康を意識し始める40〜50代のお客さまのご利用が多いですが、ご高齢の方にも使いやすいように文字を大きくしたりボタンを押しやすいデザインにしたりと工夫しています。ただ、まだまだ認知度が低いので、人気キャラクターとのコラボや著名人を起用したPRなどを通して、20代の方や子育て世代・孫育て世代にもどんどんアピールしていきたいと考えています。

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また、かんぽ生命ならではの取り組みとして、郵便局限定のキャンペーンなども実施しています。そして、「プレミアム」メニューでは、"もっと安心にもっと私らしく"をコンセプトに、健康状態に合わせた改善コースや生活習慣を改善するためのタスクのご提案など、さらに個々に合わせたコンテンツを盛り込んでいますので、ぜひそちらも楽しんでいただければと思います。

使いやすさの改善を最優先に
さらに楽しく健康になるアプリを目指します

――『すこやかんぽ』の現在の課題点と今後の展開について教えてください。

尾形:最優先課題は、お客さまの使い勝手をよくするUI(ユーザーインターフェイス)の改善です。ゲーム感覚で使える機能やわかりやすいデザインは好評なのですが、特に「プレミアム」に関してはいろいろな機能が満載ですので、もっとわかりやすくというお声をいただいております。どなたにも簡単に使っていただくことが重要ですので、こうした改善は急務だと考えております。お客さまからのお問い合わせは、アプリのヘルプデスクメールに加えて、郵便局の窓口に直接いただくこともありますので、そちらも参考にさせていただいています。また、現状はスタンダード会員の方がまだまだ多いので、プレミアム会員を増やしていくことも大きな課題ですね。ますます多くのお客さまに使っていただき、健康や運動を意識し、健康を維持していただけるようサポートするのが『すこやかんぽ』とかんぽ生命としての使命だと考えています。

プレミアムに登録すると、健康に役立つさまざまな機能が使えるようになります

今後は、お客さまの声を反映してさらに便利で使いやすいアプリへ。そして、お客さまの健康維持をサポートする『すこやかんぽ』をもっと身近にしていきたいです!

※撮影時のみマスクを外しています

『すこやかんぽ』の詳細はこちら
            

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