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りくりゅう初プロデュースのアイスショー「THE DESTINY」観戦徹底レポート

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2026.10.01

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りくりゅう初プロデュースのアイスショー「THE DESTINY」観戦徹底レポート

ミラノ・コルティナ冬季五輪、フィギュアスケート・ペアで日本初の金メダルを獲得、その圧倒的な演技に世界中が感動した「りくりゅう」こと三浦璃来・木原龍一のお二人。まさに運命の出会いでペアを組んだ2人 が初めてプロデュースしたアイスショーが「THE DESTINY」。世界最高峰のスケーターたちが集結した華麗なショーに日本郵政も特別協賛。氷上の芸術のすばらしさをJP CASTでお届けします。

アイスショー「THE DESTINY」とは

リンクを取り囲んだファンたちの熱気であふれる東京辰巳アイスアリーナ_画像

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リンクを取り囲んだファンたちの熱気であふれる東京辰巳アイスアリーナ


会場は東京辰巳アイスアリーナ。7月31日~8月2日の3日間、満員御礼となり、多くのファンの熱気に包まれました。

フィギュアスケートのペアやアイスダンスの魅力をもっと広く日本の皆さんに知って欲しいという、りくりゅうの願いが実現したのがこのショー。構成や演出、リンクサイズ、照明、パンフレットに至るまで、アイディアを出しあい、時間をかけて楽しみながら一つひとつ作り上げていったという、2人の想いがこめられたアイスショーです。

公演は、休憩を挟んでの2部構成。ペアとアイスダンスのグループナンバーも盛り込まれ、トップスケーターたちが繰り広げる華麗な演技に多くの観客が魅了されました。

ペアとアイスダンスの違い

フィギュアスケート・ペアのダイナミックなスピード感、美しさ、力強さ。りくりゅうの超絶技巧には世界が驚嘆しましたが、同じカップル競技である「アイスダンス」との違いはどういったところなのか、「THE DESTINY」公式パンフレットの解説ページを基にまとめてみます。

「似ているようでまったく違う」のが「ペア」と「アイスダンス」。どちらも氷上で手を取り合うカップル競技でありながら、その美学は対極に位置しています。

ペアはパワフルでアクロバティックな「氷上のサーカス」。男性が女性を頭上高く持ち上げたまま滑る「リフト」や、空中に投げ上げ、回転する女性をキャッチする「ツイストリフト」といった技はペアならではの見どころ。2人が息を合わせてこそ最高評価が得られるという緊張感に満ちた肉体芸術と言えます。

ミネルバファビエンヌ・ハーゼ&ニキータ・ボロディン「Balder,Vale」より_画像

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ミネルバファビエンヌ・ハーゼ&ニキータ・ボロディン「Balder,Vale」より


アナスタシア・メテルキナ & ルカ・ベルラバ「Mortal Kombat」より_画像

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アナスタシア・メテルキナ & ルカ・ベルラバ「Mortal Kombat」より


対してアイスダンスは「氷上の社交ダンス」。ジャンプは禁じられており、リフトも肩より上に上げてはならないと決まっています。そのうえ、「必死さ」が見えると「洗練されていない」として評価が下がるため、どんなに高難度のステップであっても優雅に演じ切らなければなりません。そこにはきわめて高い技術に裏打ちされた美しさがあります。

パイパー・ギレス & ポール・ポワリエ「Royals」より_画像

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パイパー・ギレス & ポール・ポワリエ「Royals」より


マディソン・チョック&エバン・ベイツ「Slide」より_画像

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マディソン・チョック&エバン・ベイツ「Slide」より


出演スケーター

今回、ペア8組、アイスダンス7組、世界トップクラスのスケーターたちが、それぞれのパワーと美しさを惜しみなく「魅せた」3日間でした。

フィギュアスケート・ペア

三浦 璃来&木原 龍一 (日本)

ミラノ・コルティナ五輪 金メダル

アナスタシア・メテルキナ & ルカ・ベルラバ (ジョージア)

ミラノ・コルティナ五輪 銀メダル

ミネルバ ファビエンヌ・ハーゼ & ニキータ・ボロディン (ドイツ)

ミラノ・コルティナ五輪 銅メダル

マリア・パブロワ & アレクセイ・スビアチェンコ (ハンガリー)

ミラノ・コルティナ五輪 4位

エリー・カム & ダニー・オシェイ (アメリカ)

ミラノ・コルティナ五輪 団体 金メダル ミラノ・コルティナ五輪 9位

リア・ペレイラ & トレント・ミショー (カナダ)

ミラノ・コルティナ五輪 8位

長岡柚奈 & 森口澄士 (日本)

ミラノ・コルティナ五輪 出場 2026年世界選手権 4位

ジャズミン・デロシェ & キーラン・スラシャー (カナダ)

2026年世界ジュニア選手権 2位

アイスダンス

マディソン・チョック & エバン・ベイツ (アメリカ)

ミラノ・コルティナ五輪 銀メダル

パイパー・ギレス & ポール・ポワリエ (カナダ)

ミラノ・コルティナ五輪 銅メダル

折原裕香 & ユホ・ピリネン (フィンランド)

2025年ヨーロッパ選手権 7位

吉田唄菜 & 森田真沙也 (日本)

ミラノ・コルティナ五輪 団体 銀メダル

村元哉中 & 高橋大輔 (日本)

2022年四大陸選手権 2位 2023年世界選手権 11位

小松原美里 & ティム・コレト (日本)

2022年北京五輪 団体 銀メダル

櫛田育良 & 島田高志郎 (日本)
※出演は8/1、8/2のみ。

2025年全日本選手権 2位

以下、第1部、第2部、りくりゅうペアを中心に、それぞれ印象的な場面をピックアップしてご紹介していきます。

第1部

――グループナンバー「Is It a Crime」

ミネルバ ファビエンヌ・ハーゼ & ニキータ・ボロディン
アナスタシア・メテルキナ & ルカ・ベルラバ

ミラノ・コルティナ冬季五輪、ペアで銀メダルと銅メダルを獲得した2組によるグループナンバーでは、圧巻のダブル・デススパイラルが披露されました。生で見られる機会はめったにありません!

第1部グループナンバー「Is It a Crime」_画像1
第1部グループナンバー「Is It a Crime」_画像2

――グループナンバー「PLAY BASEBALL!」

■ペア
三浦璃来 & 木原龍一
エリー・カム & ダニー・オシェイ
リア・ペレイラ & トレント・ミショー

■アイスダンス
折原裕香 & ユホ・ピリネン
吉田唄菜 & 森田真沙也
小松原美里 & ティム・コレト

ペアとアイスダンスの垣根を越えたコラボレーションは、何と野球対決!りくりゅうを中心に、世界トップスケーターたちが、ペア(青)、アイスダンス(黄)に分かれて、遊び心のある企画で楽しませてくれました。何といっても、参加している各スケーター本人たちが実に楽しそう。

第1部グループナンバー「PLAY BASEBALL!」_画像1
第1部グループナンバー「PLAY BASEBALL!」_画像2
第1部グループナンバー「PLAY BASEBALL!」_画像3
第1部グループナンバー「PLAY BASEBALL!」_画像4
第1部グループナンバー「PLAY BASEBALL!」_画像5
第1部グループナンバー「PLAY BASEBALL!」_画像6

――三浦璃来&木原龍一「You'll Never Walk Alone(ユルネバ)」

第1部のフィナーレは、22―23シーズンの世界選手権で初めてワールドチャンピオンになった時のショートプログラムでした。「THE DESTINY」のロゴの青と金は、ユルネバの青と金の衣装をモチーフにしています。

第1部三浦璃来&木原龍一「You'll Never Walk Alone(ユルネバ)」_画像1
第1部三浦璃来&木原龍一「You'll Never Walk Alone(ユルネバ)」_画像2
第1部三浦璃来&木原龍一「You'll Never Walk Alone(ユルネバ)」_画像3

第2部

トリを飾ったりくりゅうペアは、ミラノ・コルティナ冬季五輪で金メダルを獲得した時のフリー楽曲「Gladiator」、そして今回が初披露となる新プログラム「bad guy」を公演回ごとに交互に披露!圧巻の演技を写真でお届けします。

――三浦璃来&木原龍一「Gladiator」

第2部三浦璃来&木原龍一「Gladiator」_画像1
第2部三浦璃来&木原龍一「Gladiator」_画像2

――三浦璃来&木原龍一「bad guy」

第2部三浦璃来&木原龍一「bad guy」_画像1
第2部三浦璃来&木原龍一「bad guy」_画像2
第2部三浦璃来&木原龍一「bad guy」_画像3
第2部三浦璃来&木原龍一「bad guy」_画像4
第2部三浦璃来&木原龍一「bad guy」_画像5

――集合写真

終演後、サブリンクで集合写真

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終演後、サブリンクで集合写真


ペアはリフトで。同じポーズが揃うと壮観_画像

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ペアはリフトで。同じポーズが揃うと壮観


最終公演を終えて。振付・演出のケイトリン、アシスタントのミッチェルも入り集合写真

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最終公演を終えて。振付・演出のケイトリン、アシスタントのミッチェルも入り集合写真


「THE DESTINY」を見終えて

単に上手い、きれい、という言葉では言い尽くせない、フィギュアスケートの魅力を堪能できたこのアイスショー。ペアのスピード感、アイスダンスの繊細な技巧――カップル競技ならではのダイナミックな演技を観客に体感してもらうため、競技リンクと同じ広さの東京辰巳アイスアリーナをフルサイズで使用したというその意味は、ショーが始まるとすぐに実感できました。

1人でジャンプするのも難しいのに、まるで合わせ鏡のように、タイミングを合わせ、呼吸を合わせ、競技することがどれほど難しいか。そしてその域に至るまでの努力の跡をまるで感じさせないスケーターたちの奇跡的なレベルの高さ、美しさ。世界のトップスケーターから将来を期待される若手スケーターまで、圧倒されるような演技がオープニングからフィナーレまで続き、ただただ魅了された夢のような時間でした。

「日本をペア大国へ!」という、りくりゅうの願いはこのアイスショーから確実に滑り出したようです。

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